2009/03/16

極上の1粒

自由が丘・モンサンクレールのシャンパーニュショコラです。


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ドンペリニョンをたっぷり練り込んだ極上のチョコレート。


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1粒だけの箱入りも初めてですが、
お値段も桁が1つ上がっていました(^^;


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ここまでのチョコレートは滅多に味わえませんね。



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2009/03/15

伝説の舞台・再び。

新国立劇場・伝説の舞台。
「トーキョー・リング」の再演です!

日本中のオペラファンが待っていたことでしょう。

ワーグナーの「ニーベルングの指環」は上演に4日を要する超大作です。

新国立劇場では2001年から2004年まで年に1作ずつ上演され、
その一大プロジェクトは「トーキョー・リング」と呼ばれ、伝説と化していました。

今回の再演では、今月・来月に「ラインの黄金」と「ワルキューレ」、
来年の2月・3月に「ジークフリート」と「神々の黄昏」が上演されます。

今日は「ラインの黄金」です。

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この大プロジェクトの演出を手がけたのはキース・ウォーナー。
キース・ウォーナーの演出は超モダン路線です。
この手の演出は、数年経つと「当時はこれがモダンだったんだね」という
妙な古くささを感じさせてしまいがちですが、
今回の舞台は今でも斬新さを感じさせる秀逸なものでした。

意味のわからないただヘンテコリンなだけの演出ではなく、
演出家の意図がきちんと伝わり、作品の流れに沿ったモノだったからでしょう。
示唆性・寓意性に富んだ舞台だったと思います。

冒頭、ヴォータンが1人で暗闇の中、いびつな台形のスクリーンに
映し出される映像を眺めるシーンから開始されます。

その後、第2幕・第3幕はすべてこの台形をモチーフにしたセットで演じられます。

冒頭に登場するヴォータンは「神々の黄昏」後のヴォータンで、
この物語そのものがヴォータンの回顧録であるという設定なのでしょうか?



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歌手陣もオケも、この大プロジェクトにかける意気込みが
ひしひしと伝わってくる大熱演です。

歌手の中ではアルベリヒを歌ったユンゲン・リンが特に良かったです。
声の響きも、音楽作りも。抜群の存在感。
小人族の役なのに、全出演者中で一番大柄でしたが(笑)

エルダを歌ったシモーネ・シュレーダーも聴き応えのある歌唱。
出番は少ないのですがとても強い印象を与えてくれました。

ローゲ(トーマス・ズンネガルド)は、
もう少し強烈なキャラクター性があっても良かったかも。

ヴォータン(ユッカ・ラジライネン)もちょっと薄い感じでしたが、
あれはあれで、ああいうヴォータンなのかな、と妙に納得も出来ます。
優柔不断な神様ですから(笑)


オケはダン・エッティンガー指揮の東フィル。

大編成なのでオケピットの中はギッチリでした。
ホルン8本、トランペット・トロンボーン(コントラバストロンボーン入り)4本ずつ、
バストランペット・ワーグナーチューバ。
さらにハープ6台が並ぶと圧巻ですね。

個人的に、今まで聞いた東フィルの公演では一番の出来でした。
この大編成・大曲にもかかわらず、最後まで高い集中力を持った
鮮烈な音を聴かせてくれました。
しかも、同時期にサントリーホールでカルメンもやっているので
いくら大所帯(通常のオケ2つ分の楽団員を擁しています)の東フィルでさえも、
この大編成では戦力2分&エキストラ大量導入だったのだと想像するのですが・・・
素晴らしいです!


ワーグナーは長丁場なので、
演奏にはかなりのパワー・スタミナ・テクニックを要します。
そのためか、国内上演はペース配分を考えた安全運転になりがちで
聴き手には少々物足りなさを感じさせることも少なくないのですが。。。

日本の公演でここまでやってくれれば大満足です。
ドイツのオペラハウスで聴くような薫り・雰囲気や
うねり・毒・魔力が少々足りないというのは贅沢でしょうか。


来月のワルキューレ、来年のジークフリート、神々の黄昏も
この調子で乗り切ってもらいたいですね。


新国立劇場「ラインの黄金」
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000075_opera.html

「トーキョー・リング」再び! 「ラインの黄金」でスタート(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090315/msc0903150800000-n1.htm

日本オペラ史に輝く金字塔「トーキョーリング」がいよいよ再演!(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090306-00000004-pia-ent

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2時間40分・休憩なしのぶっ通しだったのでのどが渇きます。

・・・ということで。

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2009/03/10

知床流氷ウォーク~SL~釧路

2日目。流氷ウォークツアーに参加してきました。

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海が荒れ気味だったため、残念ながら漁港内での実施となりました。


地元のガイドさん引率のもと、ドライスーツを着て
流氷の上を歩いたり、氷が浮かぶ海の中に入ってみたり。

中には1人が乗るだけで割れたり沈んだりする小さな氷もあります。
そこにわざと乗って沈むのも、また楽しいんです!

海の中に入るのでカメラは持ち込めませんでした・・・

流氷ウォークの詳細はこちら↓
SHINRA知床ナチュラリスト協会



沖合には、流氷の大群が見えます。


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流氷ツアーの後、ウトロから知床斜里までバスで移動し
さらに標茶までバスで移動。


そして、標茶からは「SL冬の湿原号」で釧路へ向かいました。


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この日が今年の運転最終日。
週末で天気も良かったため、大勢の鉄道ファンが詰めかけていました。

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SL冬の湿原号も、車内でスルメOKです(^^;


途中、釧路湿原を走ります。



地元のネイチャーガイドさんが車内放送で案内をしてくれました。

「い゛だ!!み゛ぎ!!!」

「1・2・3・4・・・7羽!!!」


ガイドさんが興奮してます!


特別天然記念物・丹頂鶴です!!

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「こんどはひだり゛!!」

「エゾジガだぁ!」

「今日はいそがしいぞぉ!」

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わかりにくいですが、木の向こう側にエゾシカの群れがいます。
動いている列車内からコンパクトデジカメで撮るのは難しいですね・・・
どうしてもシャッターにタイムラグがあります。




釧路に到着。

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「ラッコのクーちゃん」で話題沸騰の釧路川を見に行きました。

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本日もニュースになっているぐらいですが、
行ってみたら意外に静かで拍子抜けです。

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おみやげ屋さんには「クーちゃんまんじゅう」「クーちゃんクッキー」
と、クーちゃんナントカがたくさんありましたが(笑)



今回の旅では多くの自然に触れました。

週末・好天で流氷も丹頂鶴もエゾシカも!
非常にラッキーだったと思います。

流氷ウォークツアーに参加した人の中には
3回申し込んでようやく実現したという人もいました。
流氷がまったく無かったり、猛吹雪だったりだったそうです。

「自然を相手にすること」とは、こういうことなのですね。

人間の力ではどうにもなりません。

「守らなければならない」ということを、
理屈ではなく、実感できます。

あの夕日を、誰も見られなくなるなんてことになったら、
とても残念ですよね。



そして、旅の最後はやはり・・・(^^

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2009/03/09

夕暮れの世界遺産へ

朝7:45。羽田発網走女満別空港行きJAL1183便に乗って網走へ。

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流氷砕氷船「おーろら号」へ乗り込みました。

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残念ながら前日の大型低気圧通過のため、残骸しか残っていませんでした・・・

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それでも、人生初の流氷体験。
海に浮かぶ氷に感動です!



そして、北海道へ来たなら当然・・・


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寿司です!!

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さすが北海道。
イカは本州の物とはもはや別物です。

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白子も、キングサーモンも、イクラも、ウニも別物です。
オヒョウも、生たらばも、カニのふんどしなんてのも出てきます!
カニ味噌もたらばです!!!

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回転寿司でこのクオリティ・・・
素晴らしすぎます。

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そして、網走駅から「流氷ノロッコ号」に乗って知床へ向かいました。

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車内にはダルマストーブがあり、
車内販売のするめを買って焼くことができます(^^;

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「日本で一番流氷に近い駅」、北浜駅では10分弱停車しました。
ホームにある展望台からは遠くに斜里岳が見えます。

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ノロッコ号に揺られること1時間。
世界遺産・知床半島への玄関口、知床斜里駅に到着しました。

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空気がとても澄んでいます。


さらに知床半島の中心、ウトロまではバスで1時間弱。


ウトロには、網走よりもずっと多くの流氷が残っていました。



この風景!



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きっと、生涯忘れられないでしょう・・・



来てよかった・・・




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