2011/06/11

ふらっとツァラ

仕事が早く終わった時は、
雨が降っていなかったり暑すぎなかったりする場合は
六本木のオフィスから銀座あたりまでよく歩いています。

昨日もそんな気分で歩いていたのですが、
サントリーホールの前を通りかかったとき、
ふと「今日は何をやってるかな?」とのぞいてみました。

高関健先生指揮の日フィルで、
ツァラトゥストラはかく語りきです。

そういえば、高関先生がツァラについて
Twitterでしきりにつぶやいていたことを思い出しました。
このコンサートの準備だったのでしょう。
かなりの思い入れと情熱を持って
臨まれているコンサートのようです。

当日券があったので急遽聴いてみることに。
開演3分前にチケットを買ったのは初めてです(笑)


高関先生がRシュトラウスをやる時は、
先生の師匠でもあるカラヤンをかなり意識されるようです。
学生時代に先生の指揮で英雄の生涯をやった時もそうでした。


auxb


巨大な音のうねり。

その点のみにフォーカスした、非常に面白い演奏でした。
オーケストラがよく鳴っています。
この音響を作り出すことに心血注いだことが
よく伝わってきました。

それでも、フレーズの終わりが持続せず
残念になってしまうのは日本人の性ですね。。。
ドイツ人とはそのあたりのマインドがどうしてもちがいます。


※コメントの投稿はここをクリック

0 comments:

コメントを投稿

 



Copyright © 2007 - 2013 liebejudith All Rights Reserved.