非常に気持ち良く晴れた休日のランチ。
六本木アークヒルズ裏のカフェでデリプレートです。
これだけでもう、最高の休日です!
その後、サントリーホールへ。
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)のコンサートです。
このオケは私が最も好きなオケのひとつ。
そして、大好きなRシュトラウスプログラム。
ドレスデンゆかりの作曲家でもあります。
一昨年前に聞いた「ばらの騎士」も良かっただけに、期待できます!
・ドンファン
・ティルオイレンシュピーゲルのいたずら
・英雄の生涯
指揮は音楽監督のファビオ・ルイージです。
「いぶし銀」と評される、優美で柔らかく美しく、派手・ゴージャスではない
古色蒼然とした音を持つこのオーケストラですが、
近年はその音もだんだんとインターナショナライズされてきたと言われています。
今日の演奏もこのオケ最高のできばえではなかったのだとは思いますが、
それでも、特に後半から、「伝統の音」の片鱗をあちらこちらで見せてくれました。
やっぱり弦セクションがいいですね。
なめらかさ・美しさ・柔らかさ・深さ。
どれをとっても一級品です。
「英雄の生涯」は「原典版」と書いてありました。
詳細にスコアを暗記しているわけではないので、
最後の終わり方以外は違いがわかりませんでしたが・・・
この曲は、1人の英雄の生涯をテーマにして書かれた作品です。
(その英雄はRシュトラウス自身とも言われています)
通常演奏されるバージョンでは、
最後に人生を終える直前のひととき、輝かしい人生を振り返るような、
線香花火が燃え尽きる直前に明るく光り輝くような「ヤマ」があるのですが
今日演奏されたバージョンではそれが無かったのです。
ヴァイオリンのソロがだんだんと知らない音形に変わっていき、
そのまま静かに終わるというものでした。
あの「輝き」を期待していただけに、ちょっと残念でした。
個人的には、通常よく演奏されているバージョンがやっぱりいいです。
アンコールはオールRシュトラウスプログラムということで「ばらの騎士」のワルツ・・・
・・・あたりを期待したのですが・・・
残念ながらウェーバーの「オベロン」序曲でした。
しかも、アンコールが一番いい演奏。
ありがちなパターンですが・・・(^^;
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お久しぶりですがブログお引越し
6 年前
2 comments:
またまた失礼致します!私も行きました!
感動いまだ覚めやらず・・・です。。。
よかったですよね~。
このオケでなければ聴けない音・音楽・風格でした。
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