GW前半に観てきました。
私の周囲では展開のスピード感、斬新さ、VFXや特殊メイクのすごさ等が
なかなかの評判で、期待していました。
グロテスクさ、臨場感、戦慄感は思ったよりもマイルドでした。
期待が大きすぎたのでしょうか。
記録映像と関係者インタビューっぽい作りは面白かったです。
エイリアンの思考パターン、行動パターン、知性、感情の描写が妙に人間くさいのは
この映画自身が人種差別を揶揄したものなのではないかと思いました。
舞台も南アですし、
人間達が自分たちのルールで彼らを縛るところなど、かなり風刺的というか。
あのエイリアン達は、実は人間が変異したものなのではないかという
示唆もありそうな気がします。
もしそうならば、それはとてもシニカルです。
個人的には、最後の最後のシーンはわかりやすすぎると思いました。
観る人の想像力にゆだねるよりも、わかりやすさを優先してしまう、
アメリカ映画の残念な習慣故でしょうか。
久しぶりに六本木ヒルズのスクリーンで観ましたが、
新宿バルト9や横浜ブルク13へ行ってしまうと
ここももう、狭くて古い映画館に感じてしまいますね。
第9地区
http://d-9.gaga.ne.jp/
※コメントの投稿はここをクリック
ソプラノさんの伴奏♪
9 年前
0 comments:
コメントを投稿