職場が入っているビルにアンティークの時計を扱っている店があり、
時折立ち寄っていたのですが・・・
先日、閉店しました。
閉店1週間前から閉店セールで店内のものが半分以上、50%から70%OFFに。
以前から「お?」と目を付けていたあの時計も50%OFFに。
どうしようかと悩むこと数日。
いくら50%OFFとはいえ、簡単に手を出せる金額ではありません。
閉店の日の夜・・・
21:00閉店のところ、21時:30に「すみませーん」と店のドアを開け、
「買いたい時計があるのですが」と。
めでたく、その店最後の客になりました。
1960年のLONGINES。手巻きです。
ちょっとお目にかかれない、非常に珍しい顔です。
シンプルでクラシックだけど、遊んでいる。
インデックスの配置が目を引きますが
長針・短針の形も面白い。
ダイアルは、写真ではわかりにくいですがクリーム色。
インデックスのフォントとの組み合わせが
非常にクラシカルな雰囲気を出しています。
リュウズを巻いたときの重さ強さが
作りの良さ・状態の良さを物語っています。
今でこそLONGINESはswatchグループ傘下に入り
地味目な中堅ブランドのようになっていますが、
クォーツ・ショック/時計業界大再編以前のLONGINESといえば
スイス時計を代表するメーカーでした。
ベルトは流石にオリジナルではありませんが、
ケース・ダイアル・風防はオリジナルとのこと。
良い出会いでした。
長くつきあっていきたいと思います。
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お久しぶりですがブログお引越し
6 年前
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