映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」観てきました。
いきなりウィーンのMusikvereinsaalでのコンサートシーンにはビックリ。
スケジュールさえ空いていればあとはお金でなんとかなるんですね・・・
格式や威厳を重んじるホールだと思っていただけに意外でした。
曲はおなじみ、ベートーヴェンの交響曲第7番A-Dur。
近年、日本ではのだめのおかげで演奏機会が激増したと思われる曲です。
ホルンの難所が多い曲なので、ホルン吹きのみなさんはいい迷惑だとか(笑)
今回劇中で採り上げられた曲は、チャイコの1812年、モーツァルトのトルコ行進曲、
デュカスの魔法使いの弟子、チャイコの悲愴など。
のだめオケ等でライトリスナーが聴きやすそうな曲を集めたという感じですね。
クラシックの世界でも流行り廃りがありますが、
最近は1812年を採り上げる演奏会や1812年の新譜があまり無かったと思います。
この映画を機に、少なくとも日本国内では演奏機会が増えるかもしれませんね。
個人的は高校生の頃、すごく苦労して演奏した思い出深い曲でもあります。
上野樹里ちゃんは本当に良い女優になりました。
あの表情の豊かさは別格です。
玉木君の指揮マネはTVドラマの時よりはだいぶ良くなりましたね。
TVの時は周りの俳優さんたちが楽器を弾く姿が
そこそこサマになっているのに対して
彼の指揮マネはちょっとヒドかったですから(笑)
千秋が常任指揮者に就任するオケのコンマスを演じたのは
日本在住のドイツ人翻訳家さんだそうです。
楽器を構える姿、かっこよかったです。
のだめが劇中で弾いたモーツァルトのトルコ行進曲。
音はランランの演奏だそうです。
劇中では「色彩感・躍動感たっぷり」と大絶賛でしたが
正直、モッサリモタついたトルコ行進曲でした。
シュタイアーの軽やかで破天荒な演奏があのシーンには合っていたかも。
1812年はすごくいい音でした。
最後のテロップにはチェコフィルやブルノフィルのクレジットがあったので
どちらかなのだと思います。
のだめは最後のテロップが楽しみです。
学生時代の仲間や先輩・先生達の名前がたくさん出てきて
懐かしかったです。
ほぼ全編ヨーロッパロケなのでヴィジュアル的にも見応えあります。
しかしこの作品は音楽がテーマでもあります。
玉木宏君や上野樹里ちゃんだけでなく、クラシック音楽も主役です。
ぜひ、音の良い最新設備の劇場で観てください。
私は新宿WALT9で観ました。オススメです。
六本木ヒルズも良いかと思います。
のだめカンタービレ 最終楽章
http://www.nodame-movie.jp/index.html
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ソプラノさんの伴奏♪
9 年前
6 comments:
liebejudithさん
お久しぶりです!のだめ行かれたんですね。
行きたいなぁと思いつつ、いつも映画は行きそびれて
しまうんですよ。。。この映画はやっぱり映画館で
見たいなぁと思うのですが、どうなることやら。
では来年もよろしくお願いします。良いお年を
お迎えくださいね!
MIXI abccba
abccbaさん、
おひさしぶりですね!
映画についつい行きそびれてしまうの、わかります。
コンサート等はその日時その場所へ行かないといけませんが
映画はある程度の期間があって何カ所かでやってますからね。
私も観たいと思っていたモノをだいぶ見逃しています。
・・・
こちらこそ、来年もよろしくお願いします。
良いお年を!
私は千秋の弾き振りが良かったです。あれを見てのだめは、指揮者のくせにピアノもこんなに上手いなんて。。と大変凹むので大事なシーンです。後編ではのだめリベンジが楽しみです。
ウィーンの音楽博物館(名前忘れましたが、表札の日本語が文字化けしてます(笑))指揮マネソフトがあって、私は楽団員が席を立ってしまったから、玉木くん以上に才能ないです。シモンさんドイツ人だったんですか。漫画のイメージによく合ってた。。
gosealhunt さん、
iPhoneアプリに音楽家としての才能を測定できる「Karajan」というのがあります。ぜひ挑戦を!
のだめ~楽しいですよね。個人的に、どうも邦画を映画館で???って思ってしまい、恐らく自宅で観るような気がします。
これ観ていると、海外生活やら、音楽に対する気持ちなどに共感でき「フムフム」と思うことが多々あります。
megさん、
懐かしい気持ちにさせてくれますよね。
この映画はぜひ、音の良い設備の整った映画館で観てください!
音楽映画でもあるので。
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