自由が丘にはとても有名なスペインバルがあり、
今日はそこへ行くぞ!と思い行ってみたらあいにく満席。
というわけで他に良さそうなお店は・・・と探してみました。
気分はスパニッシュかイタリアン。
ちゃんと食事というより、美味しい料理をつまみながら飲める店。
ワインバーかビアバーもいいな。
・・・というわけで、歩いていたら
スペイン料理カフェ カフェ サンズ を発見。
通りがかりのお店ですが、入ってみることにしました。
スペインの黒ビール、アンバーネグロです。
ライムを浮かべて飲むのが流儀だそうで。
ギネス並の濃い黒ビールにライムのさわやかさが気持ちよいです。
黒ビールとライムって合うんですね。
お通し代わりに、パンが。
パンに合わせてオリーヴオイルとマンゴーヴィネガーが添えてありました。
マンゴーヴィネガーとは珍しい。
ジャムのように甘いわけでもなく、
マンゴーの香りとヴィネガーの酸味の組み合わせが面白いです。
パンはごく普通でした。少し炙ってあると嬉しかったかも。
スペイン風ラタトゥイユ。
どこがスペイン風なのかな・・・?と思っていたら、
卵黄が入っているのでした。
奥の方が黄色いの、見えますか?
エビのガーリックオイル煮。
「煮」というよりは「揚」です。
新鮮なエビをそのまま熱いオイルに放り込んであります。
ちょうど、オイルフォンデュのような感じ。
強烈なガーリックがスペインのタパスらしいです。
魚介類のフリット。
スパニッシュやイタリアンのフリット、大好きなんです。
中身はエビ・イカ・タコです。
白身魚も入っていたら嬉しかった。
サングリアは赤・白あるというので、白を頼んでみました。
サングリアの白ってあまりないですよね。
白というか、どちらかと言うとオレンジです。
オレンジやレモンが入った、さわやかなフルーツカクテルといった感じでした。
アサリの白ワイン蒸し。
やはりスパニッシュらしく、強烈なガーリックが。
スパニッシュのタパスって、
ガーリックとオリーヴオイルの使い方が半端じゃないですよね。
昔、スペインに行ったときに本当に実感しました。
日本人的感覚から見ると、度を超している!とさえ思えるような
大量のガーリックとオリーヴオイルをじゃんじゃん使います。
うっかりガーリックトーストなんて頼んだら、
パンの上に分厚く積まれたガーリックペーストが辛くて辛くて仕方なかったのを
今でもよく覚えています。
最後はやはりパエーリャで。
イカスミのパエーリャを頼んでみました。
鉄皿の端のほうのおこげがとても美味しかったです。
店内はちょっとした隠れ家的な雰囲気を持つ、ゆったりとした空間。
どちらかというと、スパニッシュよりはアジアンな感じの癒し系空間です。
でも、出す料理は完全なスパニッシュ。
常連さんっぽい女性1人のお客さんも何人かいました。
自由が丘は、知られざるこんなお店があるから面白い。
カフェ サンズ
http://sands.at/
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2008/05/31
癒し系スペインバル
post: liebejudith at: 14:29 4 comments
label: Gourmet
2008/05/25
チーズ自慢のイタリアン
今日は夕方から横浜へ。
まだ17時前でお茶には遅く、食事には早い、微妙な時間でしたが・・・
朝昼とごくごく軽くしか食べてなかったので、食事にすることに。
行ったのは 横浜チーズカフェ です。
ここはチーズ自慢のイタリアンです。
お店に入ると、店員さんが紙のテーブルクロスに色鉛筆で
「今日のテーブル担当をさせていただきます」と名前を書いてくれます。
私たちの担当は「おおさわ」さんだったようです(^^
まずはお通し。半熟目玉焼きです。
前菜は、トマトのスプリングボール。
中には何が入っているのでしょう・・・?
こんな感じでした。
エビ・イカ・枝豆・モッツァレッラ・セロリ・
ベビーコーンなどが入っていました。
フレッシュなトマトが美味しかったです。
バジルとマスタードのソースも秀逸。
「ハチミツかな?」という若干の甘みを感じたので
店員さんに聞いてみると・・・
予想通り。ハチミツが入っているとのでした。
聞いた店員さんも気づかない微妙な隠し味だったらしいです。
ワインは、シチリア島で人気 No.1 というこのワイン。
「ピニャーニ・ロッソ・シチリア」です。
まあまあごく普通の、飲みやすいイタリアンワインでしたが、
普段フレンチを中心に飲んでいる私には新鮮で美味しかったです。
客席には、どかーんと大きなチーズが。
このチーズの上でカルボナーラを仕上げたり、
リゾットを仕上げたりしていました。・・・美味しそうです!!!
残念ながら、今回はこのチーズの上で仕上げる料理を注文しなかったので
次回はぜひ!!!と心に決めました。
お次はチーズフォンデュ。
4種類のイタリアンのパンと一緒に出てきました。
このパンがなかなか美味しい。
少しオリーヴの入っている酸味の利いたパンや
クルミの入ったパンなどがありました。
ピッツァです。シラスと桜のピッツァという、
ちょっと変わりダネがあったので頼んでみました。
シラスの塩分と桜の香りが、意外に(?)ピッツァに合います。
ピッツァは、店内の釜で焼いていました。
今や、ピッツァ釜を持っている店は珍しくなくなりましたね。
初めて知ったときは衝撃だったのですが。。。
最後はパスタ。トマトと筍のアラビアータです。
激辛でした!でも美味しい・・・
デザートは盛り合わせで。
ティラミス、ストロベリーアイス、グレープフルーツムース、ベリータルト。
まあ普通に美味しかったです。
これで2人分ですが、かなりのボリュームです。
お腹いっぱいで苦しくなりました。
しかも、コーヒー・デザートまで含めて2人で¥5,500という安さ。
数量限定・季節限定メニューでこの値段でしたが、
品数は同等で¥3,500 のメニューもありました。
(ワインは別です)
決して極上のイタリアンではありませんが、
安くて量が多いので、若い人にもオススメです。
・・・でも場所がちょっと微妙です。
こんな場所でも全然平気!という人じゃないと気まずいかも。
逆に、ちょっとドキドキを匂わせたい人にもオススメかもしれません(笑)
女性同士のお客さんも多く、お店そのものは
全然アヤシイ雰囲気ではないのですが・・・
しかしここは間違いなく人気店です。
5時過ぎたらあっという間に満席になり、並ばないと入れなくなっていました。
行く場合は要予約です。
ちなみに、店頭や店内にはこんな垂れ幕が。
「イタリア ピッツァ選手権大会
2年連続 日本人 第一位 受賞
ピッツァチーフ 小野口 幸則」
「日本人 第一位」ってのが微妙ですね(笑)
出場した日本人の中では最高位ということなのでしょうが、
日本人は何人出場したのでしょうか?
1人だったりして・・・
横浜チーズカフェ
http://r.tabelog.com/kanagawa/rstdtl/14002736/
帰りにベイクオーターに寄ってみました。
運河の向こうにみなとみらい。
ベイクオーターのカフェでの食事も気持ちよさそうです。
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post: liebejudith at: 21:51 10 comments
2008/05/24
海鮮ひつまぶし
以前から気になっていたのです。
築地虎杖・魚河岸千両の「海鮮ひつまぶし」。
お店は、築地場外市場の中にあります。
東京メトロ日比谷線の築地駅に大きく広告が出ているので、
目にされた方も多いのではないでしょうか。
「海鮮ひつまぶし」には、10数種類の魚介類が入っています。
1膳目はそのままで。
2膳目は具を入れて混ぜて。
具は、甘煮のシイタケやかんぴょうなど。
うにがつぶれて混ざると甘くて美味しかったです。
そして、3膳目はお茶漬けにして。
ガリやワサビを入れると美味しいです。
自分で混ぜるというのが楽しい。
3度楽しめるのがうれしい。
念願かなって大満足。
築地虎杖・魚河岸千両
http://www.itadori.co.jp/shop/shop_07.html
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post: liebejudith at: 10:18 0 comments
2008/05/21
ベルリンフィルハーモニーが燃えている・・・
Yahoo.com
http://news.yahoo.com/s/ap/20080520/ap_on_re_eu/germany_berlin_philharmonic
Der Tagesspiegel
http://www.tagesspiegel.de/berlin/Polizei-Justiz-Brand-Philharmonie;art126,2534461
ここにはパイプオルガンを備えた大ホール、
室内楽専用の小ホールに加え、
貴重な楽器を多数集めた楽器博物館があります。
ここの楽器博物館は、ヨーロッパ有数のコレクションです。
さらに、音楽監督室には歴代音楽監督が使ったスコアなども。
音楽監督室には一度だけレッスンで入ったことがあります。
当時は「アバドの部屋」でした。
全焼は免れたようですが、
館内は放水により、かなり水びたしになったようです。
http://mainichi.jp/photo/news/20080521k0000e030024000c.html
「消防によると、火元は大ホールの屋根裏部分で、
改修工事に伴う出火とみられている。
火は約6時間後に消し止められ、ホール内に損傷はなかった。
建物内に保管されている多数の貴重な楽器類も無事だった。」
とあります。
「建物内に保管されている多数の貴重な楽器類」が
オーケストラ所有の楽器なのか、楽器博物館の所蔵品なのかは
よくわかりませんが・・・
このぶんだと来シーズンまでは閉鎖でしょうね。
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post: liebejudith at: 0:09 7 comments
label: Musik
2008/05/18
渋谷でベルギービール
渋谷道玄坂にあるベルギービール専門店HEMELに行ってきました。
HEMELは道玄坂の上の方、YAMAHAの向かいあたりの地下1階にあります。
専門店だけあって、ビールの品揃えは常に100数十種類を用意しているのだとか。
しかも、ほとんどのビールには専用グラスがあります。
どこにでもあるものではつまらない・・・と思い、
あまり見ないものを頼んでみました。
というわけで、デリリュウム・トレメンスです。
白ビールです。柔らかさとさわやかさがあります。
シメイ白とヒューガルテンの中間のような感じです。
専用グラスにはピンクの象の絵が描いてありかわいらしい感じですが、
「デリリュウム・トレメンス」という名前はなんと
「アルコール中毒による幻覚」という意味です!
ルートボック。
これが飲めるのは珍しいです。
グラスの形も珍しいです。パウエル・クワック以上に珍しいです。
下部が少しとがっていて、中央にくぼみのある木の台に乗っています。
少し甘みを感じる濃厚な味。
しかしアルコールも8%と強めなので、辛みも感じます。
酔い危険度もパウエル・クワック以上かもしれません。
料理も、ビールに合う料理を揃えています。
ベルギー料理の代表格、ムール貝のビール蒸しです。
ワイン蒸しではなく、白ビールで蒸してあります。
とても美味しかったのですが、ちょっと量が少なかったのが残念・・・
このフリッツがとても美味しかった!
歯ごたえ・ジャガイモの味・すべて完璧。
こんなに美味しいフリッツは久しぶりに食べました。
メニューとしては平凡なのですが、
来るたびに頼んでしまいそうな一品です。
ソーセージ盛り合わせ。
ドイツ料理専門店顔負けの、ドイツ風ソーセージでした。
ラムシャンクと季節野菜の煮込み。
絶品です!
仔羊の骨付きすね肉をじっくり煮込んであります。
フォークを入れると、するっとほぐれるぐらい、柔らかく煮込んであります。
野菜の甘みとのコンビネーションも抜群です。
ムール貝とラムシャンクはこの日の「黒板メニュー」でした。
HEMEL
http://hemel.o0o0.jp/
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post: liebejudith at: 0:36 5 comments
2008/05/15
もんじゃ会議
今月・来月は晴海のお客様のところで仕事をしています。
今日は私の上司と、勝ちどきのお客様のところで仕事をしている同僚の3人で
打ち合わせが予定されていたのですが・・・・
時間と場所から、月島のもんじゃへ行くという流れに(笑)
月島には、もんじゃ焼き屋がひしめく、
通称「もんじゃストリート」があります。
今回入ったのは、比較的最近できた店「夢二」です。
酔っぱらう前に、ビールおあずけで仕事の話を1時間ほど。
その後、もんじゃ&ビールです!!!
うーむむ・・・
とても美味しくいただいたのですが、
美味しそうに写真を撮るのが難しい!
もんじゃは、美味しそうな写真を撮るのが最も難しい食べ物の1つなのでは?
東京生まれ・東京育ちの私ですが、
どちらかというと東京西部で過ごした期間が長いので
下町の味・もんじゃにはそれほど縁がありません。
もんじゃを食べた回数も片手で数えられるほどです。
こちらは、デザートもんじゃ。
シューアイス巻きと、あんこ巻きです。
ほとんどクレープですね(笑)
これは店員さんに焼いてもらうべきです。
でないとこんなにキレイに作れません。
・・・ところで、友人の日記で「地震雲を見た」との気になる記述が。
ブログ検索してみると、
今日はかなりの広範囲で地震雲らしきものを見た人が多いようです。
Google ブログ検索 地震雲
用心に超したことはありませんね。
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post: liebejudith at: 22:49 4 comments
2008/05/14
カラヤン・イン・ザルツブルク
この映像が DVD 化されるのを待ちわびていました。
ドキュメンタリー『カラヤン・イン・ザルツブルク』(DVD)
10数年前に LD でリリースされた映像です。
NHK BS でも放送されました。
私はそれを録画したビデオテープは持っているのですが、
カラヤン生誕100周年の今年あたり、DVD で再発されないかな・・・
と待っていたのです。
1987年のザルツブルク音楽祭で、
晩年のカラヤンがウィーンフィルとリハーサルをする様子と
本番が収められています。
タンホイザー序曲のリハーサルでは、
トロンボーンを倍管にして、理想の音に満足するカラヤンが印象的です。
通常は1番トロンボーンにアシを付けることはあっても完全に倍管にはしません。
倍管好きなカラヤンらしい手法です。
このタンホイザー序曲は究極に磨き上げられた、
ちょっとやそっとではできないような、非常に美しい演奏です。
冗談好きなカラヤンがタンホイザー序曲の由来を
でっち上げるシーンも良く覚えています。
トロンボーンが演奏する旋律は、火事場に向かう消防車のサイレンの音で、
家が燃えている傍らで悲しむ老婆の泣きじゃくる様子が弦セクションの刻みだ。
・・・なんて言ってたような。
トリスタンとイゾルデの「イゾルデの愛の死」では
ジェシー・ノーマンとの初共演リハーサルの様子が納められています。
その巨体から出てくる深々としたノーマンの歌声。
吸い込まれそうです。
リハーサルの合間にデビュー前の新人ソプラノ歌手が
「有望な新人です。ぜひ聴いてください。」と
カラヤンに紹介され、楽屋でカラヤンの前で緊張しながら歌う様子も。
なんと、今は世界中大活躍している韓国人ソプラノのスミ・ジョーです。
この年に上演された「ドン・ジョヴァンニ」は、
晩年のカラヤンの名演奏・名演出として知られています。
リハーサルでは、演出家として演技指導をするカラヤンの様子も。
婚約者のツェルリーナの前で甘えながら体の痛みを訴える
マゼット役の演技指導をする様子が印象的でした。
趣味である自家用ジェット機を操縦する映像や、
ザルツブルクの自宅にある編集スタジオの映像もあったと思います。
本番の演奏は CD でもリリースされていますが、
リハーサルやその他日常の様子は映像作品でしか見ることができません。
『カラヤン・イン・ザルツブルク』(CD)
カラヤンに興味のある方にはおすすめしたい1枚です。
ドキュメンタリー『カラヤン・イン・ザルツブルク』(DVD)
カラヤンの全盛期は1960年代から1970年代と言われています。
エネルギッシュな指揮に、ベルリンフィルが鉄壁世界最高の
アンサンブルで全力で応えたような演奏が多いです。
こと、ライヴの熱さは尋常ではありません。
しかし、私は80年代の最晩年の演奏が好きなのです。
・・・人とはちょっと違うかもしれませんが・・・
1980年代・最晩年の演奏は、
究極に磨かれ、練り込まれた、美しい演奏が多いです。
カラヤンとは関係ありませんが・・・
先日の日記に書いた
ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX CD50枚組は、
あまりの人気に品薄でしたが・・・
めでたく再発されるようです。
欲しかったけど買えなかったという方は、ぜひ。
聴き進めていますが、全部聴き終わるのはいったいいつになるのだろう・・・?
という状況です(笑)
ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX CD50枚組
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post: liebejudith at: 22:23 0 comments
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