2010/11/30

秋の古都・鎌倉へ

秋の鎌倉は、北鎌倉に行くのが好きです。


まずは円覚寺へ。



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終わりかけて色あせた木と、まだまだ青い木が混在しているようでした。


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今年の関東地方の紅葉は、色づきにかなりムラがあるのでしょうか。


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ここ、円覚寺のお気に入りスポットです。


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岩肌のグレーと、緑から赤へのグラデーションの混ざり具合が絶妙です。



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明月院へ。

ウサギがお出迎えしてくれました。


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明月院といえば、この方丈の丸窓。


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丸窓の隣には、四角い窓があります。
「悟りの窓」と「迷いの窓」です。
京都の源光庵も、鎌倉の明月院も同じですね。


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ランチは「鉢の木」へ。

北鎌倉で好きな店は、「円」「口悦」ですが、「円」はこの日は定休日、
「口悦」は満席だったので、大きくて回転の良さそうな「鉢の木」へ行きました。


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先日発売のミシュランガイドで★を取ってしまったためか、月曜日なのに大混雑。

お店も平日どのぐらい混むのか予想できなかったのでしょうか、
食事がなかなか出てこなかったり出し忘れる品があったりで
厨房もフロアも大混乱している様子でした。


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ここの味は、大当たりではありませんが、外しません。
さすがミシュラン店。


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帰り際に、「お待たせしてしまい申し訳ございません」と
お茶の葉をいただきました。


「円」は以前から予約の取りにくい店でしたが、
こちらもミシュランで★を取ってしまいました。
小さい店だけに、ますます予約しにくくなるんだろうな。。。
あのクオリティが損なわれないことを願ってます。


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2010/11/29

mmm

一昨年前あたりに自宅から歩いて行ける場所にオープンした
ブラッスリー「mmm」に行ってみました。


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オープン後しばらくは混んでいたり貸し切りだったりでなかなk行けなかったのです。


オードブル(ハモン・セラーノ、 下仁田葱のフラン、サバの薫製)と
スパークリングワインのセットで600円というコストパフォーマンス!


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しかも、お酒もおつまみも美味しい!
すばらしいコストパフォーマンスです。
このお店は安くて美味しいワインを探すのが上手です。


こちらは、レンズ豆のスープ。

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寒い時期には温かいスープがありがたいです。


そして、この日食べたかった鴨のコンフィ。

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ナイフとフォーウだけですべての肉が骨から離れる柔らかさ。
緑黄色野菜の付け合わせもたっぷり。


赤ワインはボルドーをデキャンタで頼みました。


味・接客・コストパフォーマンスの3拍子が揃った良いお店でした。
ご近所なのに、なぜ通わなかったのか後悔しました(笑)


mmm
http://ameblo.jp/brasserie-mmm/


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驊騮(かりゅう)のエッグタルト

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの最上階31階にある
中華レストラン「驊騮(かりゅう)」エッグタルトです。


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以前にここに勤務していた方とご一緒したのですが、
ぜひこれを!とおすすめしていただいたのでした。

タルト生地の中にとろとろのカスタードクリームに
砂糖を入れる前の状態のようなものが。

絶妙な一品でした。


驊騮(かりゅう)
http://www.interconti.co.jp/yokohama/restaurants/restaurants/karyu/index.html



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2010/11/26

ル・パティシエ・タカギ

青山のカフェで平日おひとりさまランチ。


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平日の昼からおひとりさまでワイン。
すごく気分がいいです(笑)


ガレットをいただきました。


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デザートはもちろん、モンブラン。


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ここのモンブランは初めてでした。
デパ地下の店舗等では見かけないので、青山だけなのでしょうか?

味は、どことなく和のテイストを感じさせるモンブラン。
「栗あん」をそこはかとなく想起させてくれました。

14時からのメニューに「モン タカギ」という豪華版モンブランがあるのを知り、
また来なくては!と誓ったのでした。



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神宮外苑の銀杏並木

今年も神宮外苑の銀杏が色づいてきました。


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今年は色づきがややまばらですね。昨年の方が一斉に黄色くなっていたような気がします。


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天気が良ければもう少しテンションが上がったのですが・・・(笑)


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新しいカメラを買ったのでいろいろ撮ってみたのですが、まだまだ慣れませんね。
距離感とか構図とか被写界深度とか、特徴を活かしきれてないような。
もっと引き締まった写真がとれるような気がしています。


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2010/11/24

リコーGXR買っちゃいました。

これより・・・

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こっち。

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これより・・・

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こっち。

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のほうがいいですよね?


・・・というわけで買ってしまいました。


リコーのGXR + A12 50mm。

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今まで2年半近く使ってきたGR DIGITAL2も良いカメラでしたが、
さすがAPS-C。別格ですね。


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オーバカナル!

オーバカナル、大好きです。



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よく通っています。
利用するのは、主に赤坂アークヒルズと銀座の店舗です。


オニオングラタンスープ。

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寒くなるとこれが食べたくなります。
赤ワインにぴったりの一品。


ここはパンも美味しいですね!

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くるみのタルト。

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ぎっしりです。大好きです。


今年は、ボジョレー・ヌーヴォーもオーバカナルでいただきました。

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最近いただいたモンブランを一挙紹介!

最近いただいたモンブランを一気に紹介です。



銀座・三笠会館内のLA VIOLAのモンブランです。




ここのモンブラン、一度食べてみたかったのですが
いつも売り切れで・・・

ようやく巡り会えました。


こちらは、オーバカナルのモンブラン。





こちらも、いつも無くてようやく巡り会えた一品。
タルト風のモンブランでした。



オーボンヴュータンのモンブランです。


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新宿・タカシマヤタイムズスクエア地下のパティシェリアにて。

この、なめらかタイプのペーストは私好みです。
青葉台ピュイサンスの井上氏をはじめとした多くの優秀な日本人パティシエが
ここオーボンヴュータンの卒業生であることから、日本スイーツの総本山的存在です。
毎年いただきたい一品です。


こちらは、渋谷セルリアンタワーのレストランでいただいたモンブラン。





誕生日ディナーをいただいていたのですが、
デザートがまさかのモンブラン。
なんというサプライズ!



そして、アンジェリーナ。

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これは、すべてのモンブランのお手本・基準と言えるでしょう。
定期的にいただいて、自分の中の基準を保たなければいけない、と思いました(笑)



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2010/11/23

ウィーンフィル来日公演!

秋はコンサートづいています。

大好きなウィーンフィルの来日公演もありました。

曲目は大好きなマーラーの9番!
ブルックナーの6番!

ということで、マーラーは川崎公演・東京公演、
そしてブルックナーの東京公演のチケットを取っていたのですが・・・

「本人のコントロールの及ばない事情のため」という、わけのわからない理由で
指揮者のエサ・ペッカ・サロネン氏がキャンセルになり・・・

マーラーの川崎公演の日は
ネルソンス指揮・ハイドン・モーツァルト・新世界というプログラムに。
マーラーの東京公演の日は
ジョルジュ・プレートル指揮・シューベルト2番・ベートーヴェンの3番「エロイカ」に。
ブルックナーの東京公演の日は
フランツ・ウェルザー=メスト指揮・ブルックナーの9番に。


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さて、11/9 サントリーホール。
フランツ・ウェルザー=メスト指揮・ブルックナーの9番。
来年のニューイヤーコンサートの指揮者です。


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前プロはトリスタンとイゾルデの前奏曲と愛の死。
これぞウィーンフィル!というすばらしい音響を堪能です。
ウェルザー=メストの端正な指揮でゆったりと歌われるトリスタン音階にうっとりでした。

ところが・・・

ブルックナーになり、練習不足が露呈。
ウェルザー=メストは直前までクリーヴランド管弦楽団とのツアーがあり、
リハーサルの時間が取れなかったのは明白だったのですが・・・

ブルックナーは非常に演奏が難しい曲です。
全休止の後の出や、難しいアンサンブルで崩壊。

ウィーンフィルが、「自分たちのブルックナー」を持っているオケだったので
まだ救われた感もありますが。。。

ウィーンフィルがぶっつけ本番でやるとこうなるのか、というコンサートでした。


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次の日、11/10 サントリーホール。
ジョルジュ・プレートル指揮・シューベルトの2番とベートーヴェンの3番「エロイカ」です。
今年のニューイヤーコンサートの指揮者です。


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シューベルトは、老いぼれ指揮者が適当に振って、
ウィーンフィルが適当に「いつもの感じ」でうまく弾いてくれるという、
ウィーンフィルならではのユルめな演奏。
よくも悪くも、こういうことができるのもウィーンフィルなのだなぁ、と感じました。

そして、ベートーヴェン。
現代主流の、少数精鋭でコンパクトに・緻密に構築していく演奏とは対局的なベートーヴェン。
大編成で鳴らしまくります。
ズレズレでも・飛び出しても・気持ちよければいいじゃん!というベートーヴェン。
いわば、大御所が気持ちよく「マイ・ウェイ」を大熱唱していったというようなベートーヴェン。
お客さんは大熱狂でした。
21世紀の現代、こういうコンサートを体験できたのは、ある意味貴重だったのかもしれません。

アンコールはブラームスのハンガリー舞曲の第1番と、ヨハン・シュトラウスのトリッチ・トラッチ・ポルカ。
ブラームスはイマイチでした。トライアングルが下手すぎ。
音は汚いし・ズレてるし・浮いてるし。
対して、シュトラウスは最高でした!
今年のニューイヤーコンサートの再現です!この演奏が一番良かったかも(笑)
プログラムでは必要の無いトロンボーンの席と、スネアとバスドラが用意されていたので
アンコールはヨハン・シュトラウスかな?とは予想していましたが・・・


2日間ともウィーンフィル会心の演奏ではなかったとは思いますが、
違う切り口でウィーンフィルならではの演奏だったのだとは思います。
今年のニューイヤーコンサートの指揮者と来年のニューイヤーコンサートの指揮者という取り合わせも面白かったです。


川崎公演はまったく興味をそそられなかったのでチケットを払い戻しました。
聞くところに寄ると、川崎公演はウィーンフィルの日本公演史上最低の客入りだったとか・・・


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アーノンクール来日公演!

今年、ニコラウス・アーノンクールがまた来日してくれました!
10月終わりから11月初めにかけて、コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンとの日本ツアーがありました。

アーノンクールは、私が最も好きな現役指揮者の1人です。
4年前の来日時にはほぼ全公演を日本全国追いかけたぐらいです。
それまではなかなか来日しない(というかヨーロッパから出てこない)演奏家だったので、
こちらから何度もヨーロッパへ出向いて聴きに行っていたぐらいです。

ベルリンで、アムステルダムで、ウィーンで、グラーツで、チューリヒで・・・
そして東京で彼の演奏を聴きました。


今回は恐らく最後の来日になるでしょう。
しかも、プログラムは、アーノルド・シェーンベルク合唱団との
バッハのロ短調ミサ、ハイドンの天地創造という重量級!
他にはモーツアルトのプログラムのオケのみのプログラムもありましたが、
バッハの日と天地創造の日に聴きに行ってきました。


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10/26 サントリーホール。
バッハのロ短調ミサの日です。

アーノンクール氏は80歳とは思えない元気さで、
これらの大曲を立ったまま指揮していました。
ヘーバルト氏、アーノンクール夫人、トルコヴィチ氏、ヴェスターマン氏等
おなじみの面々も健在です。

アーノンクールは、10年ぐらい前までは
非常に刺激的・先鋭的な演奏をするという印象が強かったのですが
ここ数年、特に合唱付きの教会音楽では
静かに佇む迫力というか、
ひたひた迫り来る恐ろしさというか、
そんな演奏をするようになってきたと感じます。

スケールの大きい、本当に感動的なバッハでした。
後半はオケの団員の数名は涙が止まらず、泣きながら演奏していたほどです。
最後のゆったりしたコラールが折り重なり合い、
天井に響き渡る様子が忘れられません。

この日は芦屋からRubyさんも出てきてくれて、ご一緒させていただきました。
わざわざ出てきていただいたので、良いコンサートを味わっていただけて本当に良かったです。


古楽器は現代の楽器とは音の溶け合い方が違いますから、
古楽器オケの演奏を聴くと、
バッハがどのような効果を意図したのかを
改めて再発見する楽しみがあります。
弦楽器と声、管楽器と声、弦楽器とオルガン・・・
どれも自然に音が溶け合い、
新しい音が次々と産まれてくるのにわくわくする演奏でした。
チェロのピチカートとポジティヴオルガンの組み合わせって、
なんと不思議な音なのでしょう!

驚いたのは、sanctusの前で合唱の配置を変えたこと。
最初はS-A-T-Bでしたが、sanctusの前で合唱団がぞろぞろ移動をしてS-T-B-Aに。
女声のステレオ効果がすごかったです。
最初からこの配置だと耳が慣れてしまったのでしょうけど、
途中で変えることにより、ここぞというところで
ステレオ効果を際だたせることに成功していたと思います。

オケの配置は、Vn,Va,Vc,木管が指揮台をぐるっと囲み、
上手奥にCb、下手奥にティンパニとトランペットという、
バロックの教会音楽演奏によくある配置です。
オルガンは指揮者のすぐ前、
コルノ・ダ・カッチャは木管群の奥にいました。

独唱陣ではテノールのMシャーデが抜群に上手かったと思いました。
教会音楽の独唱にふさわしい、美しく澄んだ声。端正な歌い方。安定感。
ソプラノのレッシュマンはややイタリアオペラっぽい劇性と起伏のある歌唱で
バッハの教会音楽にはややミスマッチな感も。


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バッハがあまりに凄いコンサートだったので、当日券で天地創造も聴きに行きました。

10/30 サントリーホール。
ハイドンのオラトリオ「天地創造」。

こちらはバロックというよりも古典派ということもあり、
オケの配置も、前方に対向配置の弦楽器群、中央後方に管楽器群という配置。
コンティヌオはチェンバロではなく、フォルテピアノでした。
折曲がっていないコントラファゴットにもびっくり!


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この日も非常に完成度の高い演奏でした。

しかし残念ながら・・・

ここまでの天地創造を聴くチャンスはなかなか無いだろうな・・・と思いつつも、
オケメンバーが泣きながら演奏していたバッハの、
あの「特別な何か」は、残念ながら感じられませんでした。

残念と言えばもうひとつ。
金曜日だったにもかかわらず客席がガラガラだったことです。
火曜日のバッハの日の方がずっと入っていました。
個人的にはバッハのロ短調ミサの方が好きな曲なのですが
一般的には天地創造の方が人気があると思うのですが・・・

会場ではmya姐さんにばったり。


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もう日本には来ないのかな・・・と思うと、またヨーロッパまで聴きに行ってしまいそうです。
私が聴いた日とは別の日ですが、10/24のNHKホールでのバッハのロ短調ミサのコンサートは11/27にNHK BShiで放送されるようです。




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