2008/09/28

田園調布 Rouge Blanche のモンブラン

近所のケーキ店Rouge Blancheのモンブランです。
何度行っても売り切れだったのですが、今日、ようやくget。

最後の1つでした。




マロンクリームは、栗の味を大切にしたやさしい味わいです。

先日ガトーショコラを試したときにも思ったのですが、
この店のケーキは、クリームが美味しいです。
くどすぎず、甘すぎず、しつこすぎず。
普段はあまりショートケーキを選択しない私ですが、
この店のクリームはとても美味しいのでショートケーキも食べてみたくなりました。




下地はスポンジ。これは普通でした。

上には栗。中にも栗。

さらにスポンジとマロンクリームの間にも
栗をつぶした栗ようかん状のものが挟まっています。

とにかく、「栗」の味を殺さないことに配慮されているのがよくわかります。
栗の味を活かしきっています。
「栗」を存分に味わえるモンブランです。
最近流行の、リキュールバッチリなモンブランとは一線を画すモンブランです。

当たり前ですが、モンブランは栗のケーキだったのだ、と改めて実感できました。





Rouge Blanche
http://rouge.itigo.jp/index.htm


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2008/09/24

IL PINOLO のモンブラン




うーん・・・

クリームがちょっとくどいかな。。。





3年ぐらい前に食べたときはもっと美味しく感じたのですが。

美味しいモンブランを追求しすぎてモンブラン舌が肥えちゃったかな?(笑)

IL PINOLO


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2008/09/23

読書の秋

やっと本当の休日が来ました!

原稿書きや休み明けの仕事のための調べ物等から解放された、本当の休日が!!
人との約束もなく、自分の思いのままにのんびりできる休日が!!!
日曜日なんか、夜中3時まで仕事していましたから(笑)

でも、疲れもたまっているので1日かけて出かけることもせず、
ゆっくり寝て、洗濯をして、午後から近所のカフェで読書をして過ごしました。




・・・と言っても文学作品などではなく、美術書と技術書です(笑)




フェルメール全点踏破の旅
朽木 ゆり子 (著)



フェルメールの全作品を観ることが、私の目標の1つです。
この本は作品解説だけでなく、その作品がある美術館や土地の紹介もあるのがいいですね。

私はオランダ・フランス・ドイツ・オーストリアにある作品はすべて現地で観ましたが
まだ、イギリス・アイルランド・アメリカにある作品を観ていません。

今、東京都美術館で開催中のフェルメール展にはアメリカから1点、ダブリンから1点、
イギリスから1点、さらに個人蔵の作品が来ているので、
これを観に行けば目標達成にまた一歩近づきます。

・・・しかし、やはり「現地で」全作品を目標にしたいですね。


この展覧会は8月から開催していますが、8月中は夏休みで混雑、週末ももちろん
混雑が予想されるため、平日に休みが取れそうな来月に行こうかと考えています。

フェルメール作品のほとんどはパリ・ウィーン・ベルリンなどの大都市にあるので、
旅行や出張のついでに観られそうな作品がほとんどです。

しかし1点だけ、ブラウンシュヴァイクというドイツの
地方都市の美術館が所有している作品があります。


【二人の紳士と女】

今回のこの絵が来ているので、興味のある方はぜひ。
普段はこの絵を観るだめだけに
ブラウンシュヴァイクまで行かないと観られない絵です。

しかも、ブラウンシュヴァイクは美術館しかほとんど見所がないため
ちょうどよい「ついで」がありません。

本当に何もない田舎ならそれなりの味わいがあるのでしょうけど、
デパートもホテルもあり、トラムも走っている普通の中規模都市ですし・・・


ブラウンシュヴァイクの美術館には、フェルメールの他にもレンブラントなど、
フランドル絵画の巨匠の作品がたくさんあり、なかなか見応えがありました。

しかし。。。

パリ・ベルリン・ウィーン・アムステルダムなどの大都市の美術館は
予算が潤沢なのでしょう。絵の修復や保存状態が良好です。
現代の絵画修復は、ほとんど「復元」に近いことまでしますから。

しかしブラウンシュヴァイクは予算が少ないためか、どの絵も色あせています。

でもこれがまたいいのです。

当時から現代までの、時の流れを実感できます。


フェルメール展





Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界
西田 圭介 (著)



創立10年を迎えたGoogleの独自技術の解説本です。
「遅い」などと、恐らく誰1人として感じたことがないであろう、Googleの検索。
そこにどのようなテクノロジーが使われているのかが解説されています。

Googleは長い間、自社で利用している技術については公開していなかったのですが
ここ数年、少しずつではありますがその技術について語り始めました。

Googleは、安価な汎用パーツを使って自社でハードウェアを組み立てています。
SunやIBM等の高価な商用サーバーは使っていません。
高価な商用サーバーに比べて壊れやすいですが、
大量の安いハードウェアを交換しながら使う方がトータルで安上がりなのだという、
驚くべき逆転の発想。

さらにGoogleでは数千台のマシンをひとつのサーバーに見立てて利用する
Google File System(GFS)を独自に開発しています。
これにより、マシンが数台壊れたところでびくともしない、堅牢なシステムを実現しています。

Googleはデータベースも自作しています。
既存の製品ではGoogleの求める性能とコストパフォーマンスを満たせないためです。
その代わり、他のシステムには流用しづらい、
Googleの要求のみに特化したものになっています。

技術情報が公開されるたびに技術者の間で話題になるので、
この本に書いてあることのほとんどは既に目新しいものではなく私も知っていることでしたが、
こうして書籍としてまとめられたことは評価すべきでしょう。


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2008/09/21

学園祭

昨年に引き続き、母校の学園祭に遊びに行ってきました。

夕方に仙川に到着。

毎年恒例・中庭の特設ステージで
オーケストラのコンサートの真っ最中でした。



曲は、ドヴォルジャークの交響曲第9番「新世界より」。

うーん・・・

弦楽器のレベルは世界屈指と言われた学校だけに、
さすが、弦楽器は音色・音程ともに素晴らしいです。

管は・・・

「ここ難しいんだよなー」というお約束なところで
もれなくお約束なハズし方を・・・(^^;

仲間とビールを飲みながら聴いていたので、
ハズし予想当てゲームみたいでこれはこれで楽しかったのですが(笑)



学校前向かいの中華料理屋もまだちゃんとありました。



学生の頃はよくたむろしたものです。
残念ながら、来年あたりで店を閉じるそうです。

大学の校舎も来年から建て替えが始まるのだとか。
※むしろ、今まで建て替えずに使ってきたことの方がオドロキなオンボロ校舎なのですが(^^;


今年は、M先生・K先生の両先生がいらっしゃる時間帯に合わせてOBで集合しました。

約10年ぶりに合う人や、結婚した先輩と後輩が子供を連れてきたり。
楽しい時間を過ごしました。

来年は恩師K先生が還暦を迎えます。
お祝いの企画が動き出しました。



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2008/09/18

なが~い寿司~

えん~がわ~




さ~け~




あ~な~ご~~




中~トロ~




は~ま~ち~~~!!!




五反田・五輪鮨
http://www.gorinsushi.com/


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2008/09/16

自由が丘エル・ペスカドール

自由が丘の大人気スペイン料理店「エル・ペスカドール」です。





奇跡的に当日予約が取れたのでいざ行ってみたら・・・

すべての席に「reservado」の札が!


さすが人気店。






まずはシェリーで。



つまみは生ハムで。





小エビのガーリックオイル、イカのビリ辛、アサリの激辛など、タパスを頼んで・・・




サングリア!



このサングリアが美味しかったー!
本当に美味しかったー!
また飲みたい!と思いました!


それから、このタパスが絶品でした!

茄子のフライです。



奥に見える小さな容器はハチミツです。
茄子のフライにハチミツをかけて食べるのです。

この意外な組み合わせが最高です!


シメは、やはりパエージャで。



もちろん、注文してから生米から作り始めます。
時間はかかりますが、美味しいです。
おこげが楽しみです(笑)



家庭的な雰囲気にあふれた、気さく・気楽なお店です。
客席係のおばちゃんたちが「昭和の定食屋」の雰囲気を醸し出しています。
お子さん連れの家族連れも何組も来ていました。





エル・ペスカドール



実は、個人的にはもっと気に入っているスペインバルがあります。
近々また行ってみたくなってきました。


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2008/09/15

田園調布RI

3連休、ずっと家に閉じこもっていてばかりでは・・・

ということで、ご近所グルメです。


田園調布駅前のイタリアン「RI」です。



駅横のスーパーの道路向かいにあります。
いつも、このスーパーで買い物すると気になっていたのです。


店内の席とテラスの席があるのですが、店内は机が5つほどのみで10名程度、
テラス席は机が10数個、20数名が入れる広さです。

もちろん、テラス席へ。



風が気持ちよいテラスです。
テラス席はほとんど予約で埋まっていたようです。

このテラスで石原慎太郎都知事がパーティを開いたこともあるのだとか。

テラスから店内を見るとこんな感じです。



写真では飛んでしまってわかりにくいのですが、
各テーブルの上に下がっている照明がよかった。
キャンドルスタンドのような(?)丸や四角のガラス細工が電球にかぶせてあります。



前菜2品、パスタまたはリゾット、デザートのコース(2,900円)と
前菜2品、パスタまたはリゾット、肉または魚、デザートのコース(3,800円)があり
私は後者のコースでいただきました。


アミューズ。サンマのグリルとカボチャプリン。



添えてあるのは、ヨーグルトのソースでした。
季節感を感じるお通しが嬉しいですね。


パンもイタリアンらしく。



このパンの表面に付いている塩(岩塩かな?)がとても美味しかった!

美味しい塩は、塩そのものの味だけでなく、
使うべきところに使うべき量があってはじめて美味しい!と思えるのだと、改めて実感。
この後出てくる料理全体を通して、この店の塩加減の絶妙さに脱帽です。


ワインはハウスワインの赤で。



常温も常温。人肌のぬる燗?と思うぐらいの常温(笑)
しっかりと味と薫りを楽しめる温度で出てきました。

重め・渋めで、とても私好みです。



前菜1皿目。豚の煮こごりサラダ仕立て。



しっかり「豚」の味と、サラダのさわやかさの組み合わせが美味しい一皿。


前菜2皿目。米茄子とモッツァレッラチーズのミルフィーユ仕立て。



なかなか凝った一品です。
パイ生地の食感とチーズの食感のバランスが面白いです。
中に薄切りにした米茄子が挟まっています。


パスタは、鴨ロースと九条ネギのパスタで。



鴨肉はあくまで、柔らかく。しかし濃厚。
九条ネギのシャキシャキ感が心地よいです。
肉または魚メインのコースでは、パスタはハーフサイズで出てきます。


メインは、仔羊のスペアリブ。



下に半分つぶしてゴロゴロ感を残したポテトと温野菜が敷いてあります。
手前に見えるのは、小さなタマネギをマリネにしたもの。
ラッキョウのような感じです。

肉はレア気味なのに臭みはまったく感じられず。
とてもとても柔らかく、ジューシーでした。


デザートはガトーショコラで。



生チョコそのままですか?というぐらい、濃厚なガトーショコラ。

エスプレッソとの相性もバッチリです。





1品1品をじっくり味わえる、
これだけ美味しいイタリアンを食べたのは久しぶりです。

しかもご近所でお手頃価格。

またこの店へ来るときも、ぜひテラスで食事したいものです。
冬はきっとストーブが用意されることでしょう。


PASTA RI


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2008/09/14

ばらの騎士

この週末は、少し風邪っぽいこともあり、仕事もたまっているので自宅でゆっくりしています。

ある技術系雑誌から12回連載記事執筆の仕事をいただいています。
連載というのは初めてですが、けっこう大変ですね(^^;
毎月毎月、脱稿・校正・脱稿・校正と締め切りが交互に迫ってきます。
それでも、書いている内容が自分の得意分野なのでまだ良い方だと思います。
自分も未知の新しい内容だと、情報収集・調査・検証の量が半端じゃありませんからね。


そんなわけで、昨日も今日も自宅にいますが、BGM(BGV?)代わりに
オペラの DVD を流しっぱなしにしていました。


Rシュトラウスの「ばらの騎士」です。
大好きな作品です。
スコアも持っているし、ところどころ、そらで歌えるぐらい覚えてしまいました(笑)


しかも、大好きなクライバーの指揮で!


1979年バイエルン国立歌劇場収録のものと、
1994年ウィーン国立歌劇場収録のものがありますが、
合計約8時間、両方続けてかけました(^^;

icon
1979年バイエルン国立歌劇場
icon
1994年ウィーン国立歌劇場


出演歌手とオーケストラは違いますが、指揮者と演出は同じ。

活き活き・闊達・生気に満ちあふれたバイエルン盤。
各歌手も、役にぴったりはまっています。

うっとり・美しく薫り豊かなウィーン盤。
バイエルン盤よりもテンポ設定がややゆっくりで、間もたっぷりとっています。

それぞれに良さがあります。


音楽は不思議なモノで、
まったく同じ演奏でも聴き手によって受け取り方が違うのはもちろん、
同じ人が聴いてもそれまでの経験・その時の気分・精神状態・健康状態などで
好みや感じ方が変わります。

良いと思った演奏を、聴き直してみたらそれほどでもなかったり、その逆だったり。

コンサート会場で感動できるためには、演奏がよいのももちろんですが
その時の聴き手の状態が演奏にうまくマッチしていたという「幸せな偶然」が必要だったり。
※演奏者がどのぐらい乗れるかは、聴き手以上にメンタル面に左右されるという問題もありますが・・・

生涯思い出に残る名演奏も、今聴き直してみたら印象が違うかもしれません。


私も、その時によってバイエルン盤のほうが好きだったり、
ウィーン盤のほうが好きになったりします。


持っているDVDの中でも特に繰り返し手に取る2枚です。

かけながら仕事をしていて、時折「ハッ!」と心奪われてしまう場面も(笑)


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2008/09/10

Omotesando

外苑前方面へ用事があったので、帰りに表参道のEchikaでひと休み。

ここ、ひとりでふらっと寄るのにちょうどよいので気に入ってます。
駅の中にあって地の利は最高。

まあ、いわゆるフードコートなのですが。

ワインもビールもお手頃価格で飲めるし。
ちょっとだけヨーロッパのカフェの雰囲気も。


この日はキッシュ・ロレーヌとビールで。





ここにはちょっと評判の良いブーランジェリー「Jean Francois」があり、
以前から気になっていたのですが・・・



初めて買ってみました。

クロワッサン・ダマンド。



私としたことが。

とても美味しかったです。。。

しかし、ブーランジェリーの実力を試すには、
粉の味が率直に出るプレーンなクロワッサンかバゲットが最適です。

次回はクロワッサンかバゲットで。


ブーランジェリー Jean Francois


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2008/09/09

最近の音楽界のニュースから

アンナ・ネトレプコ男児を出産

Soprano Anna Netrebko gives birth to baby boy
http://news.yahoo.com/s/ap/20080905/ap_en_mu/people_netrebko_baby

おめでとうございます!

アンナ・ネトレプコは現役若手の中では押しも押されぬ人気No.1の
ロシア出身のソプラノ歌手。

実力も美貌も兼ね備えています。

太く豊かな声と表現力で、私の大好きな歌手の一人です。


妊娠のため休業中だとは知っていましたが、
ウィーンの病院で3500gの男の子を無事出産したというニュースが入ってきました。
歌手としては若手ですが、37歳という年齢は初産年齢としては高齢です。
母子共に健康とのことで、何よりでした。

お相手は婚約者でテノール歌手のアーウィン・シュロット氏。
美男美女実力派歌手カップルですね。

一昨年はニューヨークメトロポリタンオペラの来日公演で
二人揃ってドン・ジョヴァンニに出演していました。
聴きに行きましたが、有名な最後のアリアが素晴らしかったのを今でも覚えています。
シュロットのドン・ジョヴァンニはかっこよすぎ!

ネトレプコのオペラ公演復帰は来年1月だそうです。

アンナ・ネトレプコ
http://www.annanetrebko.com/


ヴェルディ 歌劇《椿姫》全曲

ロシアンアルバム




ベルリンでベートーヴェンの「最後のピアノ曲」を発見か

http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-33651420080909


熱情の人・ベートーヴェンの作品。
人間の生きる力に溢れています。
人間への愛に溢れています。

新作が見つかったというだけでワクワクしますが・・・

最後の作品とは!


ベートーヴェンの曲にはいつもパワーをもらいます。
テンションを上げたいときは、私は必ずベートーヴェンです。

特にカルロス・クライバーの演奏がお気に入りです。
この2つの演奏は、同一コンサートのライブ収録。続けて聴くと最高です!
熱い熱い感情のほとばしりを体験できます。


ベートーヴェン:交響曲第4番

ベートーヴェン:交響曲第7番


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