2008/07/29

Horst Stein氏死去

巨匠がまた1人亡くなりました。

http://www.br-online.de/bayern4klassik/leporello/horst-stein-gestorben-klassik-news-ID1217248701041.xml

スイス在住のドイツの指揮者、ホルスト・シュタイン氏が亡くなりました。
享年80歳でした。



20年ほど前までは、N響を指揮するために頻繁に来日していました。

シュタイン氏は私の大好きな指揮者の一人だったので、
N響とのR.Strauss、バンベルグ響とのワーグナーなど何度も演奏を聴きに行きました。

中でも、バンベルグ響との来日公演で聴いたワーグナーは
私が今まで聴いたワーグナー演奏の中でも強烈に記憶に残る演奏でした。

高い集中力・朗々と歌い、鳴り響くオケ。

まろやかで分厚い、「伝統」を感じさせるサウンド。

充実!の一言。

当時の音楽雑誌の評論でも「バイロイトでの演奏水準を遙かに上回る」と書かれたものです。

今思い出しても身震いします。

前半が管弦楽曲集、後半が神々の黄昏第1幕演奏会形式。
アンコールにはマイスタージンガー前奏曲でした。

この方、プローベの時もテノール歌手顔負けの声で歌いまくるんですよね。



しかし、シュタイン氏にはさらに強烈な思い出が。


私の師匠はN響だったので、大学受験前はレッスンのため、
高輪にあるN響の練習所へよく行きました。

ある日、階段の踊り場でシュタイン氏にいきなり出くわして
心臓が止まるかほどビックリしました。
宇宙人かと思いましたから(笑)

この、独特の風貌(おでこ)が忘れられません。

http://images.google.co.jp/images?q=Horst%20Stein&sourceid=navclient-ff&ie=UTF-8&rlz=1B3GGGL_ja___JP237&um=1&sa=N&tab=wi

身長はあまり高くなく(おそらく160cm台ですが)、ものすごい存在感です。



ご冥福をお祈りします。


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2008/07/27

iPhone買ってみました。



いろいろいじってみるのはこれからです。

1日使っただけですが・・・

Ajaxを使ったサイトを含めてPCのサイトを普通に見られること。
画面の拡大縮小が自由自在なこと。
IMAP対応さえしていればどのメールアカウントも普通に使えること。
iPodにもなること。しかも今まで使っていたnanoは8GBだけど、今度は16GB。

が、いいなと思いました。



携帯のメールアドレスが変更になっています。
できる限り変更お知らせのメールを出しましたが、
届いていない方は連絡ください。
電話番号は変わっていないので。


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最高峰

もう先週末のことですが・・・

京都から遊びに来た友人に「どこへ行きたい?」と聞いたら
即答で「東京タワー!」と返ってきたので、行ってきました。

私は東京生まれ東京育ちですが、実は東京タワーへ登るのは初めてです。


世界一高い鉄塔建築物。

こうして改めて下から見上げてみると、高いです!



そして、一番上の特別展望室から見渡してみると、高いです!



こんなに上からお台場を見下ろしたことなんて、今までありませんでした。

どちらを見回しても、この場所より高い場所が見あたりません。

すべてが下に見えます。


今年が開業50周年。

東京タワーの観光スポットとしての存在価値は
この「高さ」にこそあるのだな、と思いました。

蝋人形館やら水族館やらありますが・・・

ここより高い建物ができたら、わざわざここへ来る観光客はいないでしょう。


おまけ。



床下がガラス張りになっていて、見下ろせるようになっています。

やっぱり高いです!


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2008/07/24

朝比奈隆の芸術 ~ 3

今月の NHK BS2「クラシックロイヤルシート」は朝比奈隆氏特集です。

http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html



先週末に放送された第3回は、ブルックナーの交響曲第5番・第8番。



第5番は1996年のシカゴ交響楽団との演奏。

第8番は1997年のNHK交響楽団との演奏。







シカゴ交響楽団との第5番の演奏は、なんと80歳を過ぎてからの

朝比奈隆氏のアメリカデビュー公演でした。

DVDでもリリースされている演奏です。





朝比奈隆 シカゴ交響楽団 1996年アメリカ公演



相変わらず、このオーケストラのパワー・スタミナ・テクニックの

レベルの高さには脱帽です。



この演奏の評判が高かったため、次回の客演の話もあったそうです。

残念ながら2回目が実現する前に亡くなられてしまいましたが・・・







NHK交響楽団との第8番の演奏は、近年希にみるN響の名演奏なのではないでしょうか。

私も会場でこのコンサートを聴いていました。

数ある朝比奈氏のブルックナーの録音の中でも素晴らしい出来映えです。

集中力も高く、これぞブルックナー!というべき響きを堪能できました。



今は引退してしまった師匠の、気合い十分な演奏を聴けたのも

個人的には嬉しかったポイントです。

やはり、師匠の音は気品と風格があります。理想のプレイヤーです。



この演奏はCDとDVDでリリースされています。





朝比奈隆 ブルックナー:交響曲第8番





NHKクラシカル 朝比奈隆 NHK交響楽団 ブルックナー 交響曲第8番



私が初めて朝比奈氏の演奏を聴き、一気に氏の演奏の大ファンになったのも、

このブルックナーの交響曲第8番でした。

(このときは東京都交響楽団でした)







先週まで放送されていた、2000年の演奏と比べると

1996年、1997年の朝比奈氏は指揮ぶりも矍鑠としていて、

まだまだ元気だったことがよくわかります。



ブルックナーの巨大な音楽をこれだけ堂々と演奏できるとは!



日本にもこんな指揮者がいたことが誇らしくさえ思います。







・・・





個人的には、シカゴ響との演奏よりも

N響との演奏の方がずっとずっと好みです。



やはりアメリカのオーケストラの音作りは好みではありません。





どこが好みではないのか、考えてみました。





何というか、ニュアンスの幅が狭いと感じます。

(音量の幅はものすごく広いです。)





楽興的な意味でのリズム感や歌い回しよりも、

メカニカルな意味でのリズムやテンポの正確さを追求しているように感じます。



例えば、後期ロマン派作品における3連符は本質的には"ゆらぎ"だと思うのですが、

彼らは正確な正三角形を描くように、完璧に3等分します。





彼らの音程は正確です。完璧です。音量のコントロールも完璧です。

しかし、メーターで測った上での音程の正確さや、

オーディオのボリュームダイアルを回すような音量のコントロールだけではない、

微妙な音色や音量の陰影があってこそ「色気」が出るのではないでしょうか。





全体的に柔らかく太い音をしているのですが、

スイッチをパチン!と入れたような無機質な音の立ち上がりと

響きの均一さがイマイチ好きになれません。



「フワッ」「グワン!」というニュアンスや香りが欲しい場面でも

常に「バー」「ドン!」という感じに聞こえます。



なんだか、重量のある鈍器で突かれたような。





演奏者の視点から見ると、彼らのパワー・スタミナ・テクニックは

驚嘆すべきものがあります。



真似しようにも、なかなかできることではないでしょう。





しかし、音楽は、パワー・スタミナ・テクニックだけではないのだな、

とも改めて思いました。









次回は、NHK交響楽団とのブルックナーの第4番と第9番です。

http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html



今回の第5番・第8番と次回の第9番は、私が特に好きな曲です。

次回も楽しみです。





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2008/07/23

BURDIGALA

BURDIGALA のパンを買ってみました。
http://www.burdigala.jp/burdigala_ff/top/top.html

バゲットとクロワッサン。





バゲットは、粉の香りと味がもう少しあると良かったかも。
クロワッサンは普通に美味しいです。

その辺の適当なパン屋以上ですが、
残念ながらVironやMaison Kayserに比肩するほどではありませんでした。


合わせたワインはLes Abeilles JEAN-LUC COLOMBO 2005。
コート・デュ・ローヌの赤です。



コート・デュ・ローヌにしては、サラッとしています。
重くはありません。色も薄めです。
まるでブルゴーニュのようななめらかさであり、酸味もあります。
内部空間が大きいブルゴーニュ用のグラスがよく合うようです。



開栓後2日目になるとまろやかさを増しました。
開栓直後よりも時間を置いた方がずっと美味しいです。
デキャンタを利用するのもいいのではないでしょうか。

1000円台でこの味と香りはなかなかのものでした。




夏場になるとどうしてもビールが多くなってしまい、ワインがなかなか減りません。
暑さで悪くならないように冷蔵庫に入れているので、かなり場所を取ります。

一人暮らしの冷蔵庫にワインが10本以上・・・

冷蔵庫がほとんどワインセラーと化しています(^^;


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2008/07/22

渋谷 cent trente-neuf でモンブラン

京都から遊びに来た友人が、チーズケーキの美味しい店へ行きたい!

と言うので、渋谷 cent trente-neuf へ連れて行きました。



ここのチーズケーキ、絶品なんです。

http://liebejudith.blogspot.com/2008/04/139-cent-trente-neuf.html





頼んだランチは、鶏のコンフィ・マスタード添え。







中は柔らかく、ナイフは要りません。

フォークのみでするっとほぐれます。

外はパリパリ。油をかけながらじっくり焼いているようです。



ワインにピッタリよく合います。

ここのランチのドリンクは、追加料金なしでワインも選べます。







しかし、私の目的はモンブラン。



一度ここのモンブランを食べてみたいと思っていたのでした。



念願かなって食べられることに!



ランチの時間帯ですが、ショーケースにあるモンブランは既に2個のみだったので

食事の注文の前にモンブランのお取り置きをお願いしました(笑)



この行動が大正解。



食事が終わる頃にはモンブランは既に売り切れていました。



モンブランは土日祝日に少数しか用意されないそうです。









マロンペーストは、リキュールがほどよく効いています。

この「ほど良さ」が本当に絶妙なのです。



粉砂糖とココアパウダーが軽くかかっています。







内側のクリームはあっさり軽め。



内側中央によく浸かったマロングラッセ。



土台のタルト生地が良いです。



単なる脇役にとどまらず、このタルトも

ちゃんと味わって欲しいという思いが伝わってきます。



このタルトだけでも売れそうな美味しさです。





この店、食事もデザートも美味しく、居心地も良い。

そしてコストパフォーマンス最高な、パーフェクトな店です。

常連さんが多いのも納得です。



cent trente-neuf

http://ctn139.com/





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2008/07/21

横浜の夏の夜

夕暮れの横浜みなとみらい地区・赤レンガ倉庫前。



シードルやビールを飲みながら待ちました。





横浜国際花火大会です!!!




運良く素晴らしい眺めの席で見ることができました。





終了後、すぐには駅へ入場すらできないと判断し、時間つぶしをすることに。

元町に中庭が素敵な居心地の良いカフェを発見。



花火の後の大混雑を避けてカフェでのんびり。

店員さんの接客・サービスもよく、快適な時間を過ごしました。



また時間のあるときに、ゆっくり食事に来たいカフェです。

汐汲坂ガーデン
http://www.shiokumizaka.com/


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川崎大師で風鈴市と天丼

東京の暑い夏にひとときの涼を与えてくれる風鈴。



川崎大師の風鈴市へ行ってきました。







何か気に入ったモノがあれば1つぐらい買ってこようかな・・・



と思っていたのですが。







そのあまりの量に圧倒され、選びきれず・・・







結局何も買わずに帰ってきてしまいました。





ランチは、川崎大師駅から川崎大師へ向かう途中にある、

天丼の 三惚(さんぽれ)へ。









「江戸前天丼」です。







きす、穴子、はぜ、めごち、ししとう、いもが入っています。



はぜが入っているのが、江戸前らしいですね。



揚げ具合、タレの味の濃さと量が絶妙です。



残念だったのは、穴子が1/3ぐらいだったこと。



次回は、穴子がまるまる入っている穴子天丼を食べなくては!



三惚

http://r.tabelog.com/kanagawa/rstdtl/14012031/





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2008/07/19

朝比奈隆の芸術 ~ 2

関東地方も梅雨明けですね!

今月の NHK BS2「クラシックロイヤルシート」は朝比奈氏特集です。
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html

先週放送された第2回を録画してあったのを、ようやく観ました。

第2回は、ベートーヴェンの交響曲第1番・第8番・第9番。

いずれも2000年の大フィルとの演奏です。


私は、ベートーヴェンが大好きです。

とても人間臭い音楽です。
まっすぐで、生きる喜びに溢れています。
聴く者に元気・活力をあたえてくれます。
人間ってすばらしい!と思えます。


もうちょっと音楽的な目で見ると、

様式感と調性感が素晴らしい。

交響曲第1番はハ長調。
交響曲第8番は変ロ長調。
交響曲第9番はニ短調。

調ごとに色ががらっと変わります。

その色の違いを最大限に活かしきっています。

こんなにも、ハ長調らしく・変ロ長調らしく・ニ短調らしく
曲を書けるなんて、聴くたびに衝撃です。

こうして連続で聴くとその差がはっきりわかりますね。



調性と、その響きについては諸説ありますが・・・

平均律で調律されている現代のピアノについては
調性による色の違いは事実上ほとんど無いと考えて良いでしょう。

しかし、ベートーヴェンの時代は鍵盤楽器でさえも
平均律ではありません。

調が変われば、本当に響きが変わりました。

転調は、今以上に絶大な効果がありました。

ピアノ曲はそれを前提に調を選択していることはほぼ間違いありません。


オーケストラで使われる弦楽器・管楽器は、調による響きの違いが出ます。

弦は開放弦であるC・G・D・A・Eなどとその倍音がよく鳴るため、
#系の調がよく響き、♭系の調では柔らかめな響きになります。

管楽器については、調による楽器の持ち替えもあるので何とも言えませんが・・・

現代の楽器はどんな調でも同じように演奏できるような工夫が凝らされていますが、
ベートーヴェンの時代の楽器ではその差はさらに顕著だったでしょう。


ベートーヴェンや先代の作曲家を尊敬する後の作曲家たちが
似た曲想の曲を書く際に尊敬の意味を込めて同じ調を採用したケースが多いということも、
「調性による響きの色」が定着した理由の1つと考えられます。

第9のニ短調にならった、ブルックナーの第9番やマーラーの第9番。

運命のハ短調にならった、ブルックナーの第8番やマーラーの第2番"復活"。

マーラーの第5番の嬰ハ短調は、
運命のハ短調をひねったものであることは想像に難くありません。


そして、朝比奈氏の演奏。

彼の演奏は、いつもながら剛毅で男気があり、骨太だな、と感じます。

最近は、こういう演奏をしてくれる演奏家はめっきり減ってしまいました。

生前、朝比奈氏の演奏をたくさん聴いておいて本当に良かったと思います。

彼は最後まで椅子に座らずにコンサートを指揮しました。

90歳を超えてもベートーヴェンやブルックナーの大曲を最後まで集中力を切らさず
演奏しきるその気力・体力に脱帽でした。



こちらは、私の秘蔵CDです。



朝比奈隆/新日本フィルによるベートーヴェンの第九と荘厳ミサ。

今は手に入らないはずです。

どちらもいわく付きの演奏です。

荘厳ミサは、朝比奈氏が体調不良のためいったんキャンセルし、
1年後に実現した演奏会のライブ収録です。

第九は、小澤征爾氏が体調不良のためにキャンセルしたため
朝比奈氏が代役で出演した演奏会のライブ収録です。

第九は私も聴きに行きました。

私は小澤征爾氏の演奏はあまり好みではないのですが、
朝比奈氏の演奏は大好きだったので、
新聞で急遽小澤氏に変わって朝比奈氏が第九をやる!という告知を見て
あわててチケットセンターに電話したのをよく覚えています。
 ・・・当時はインターネットによる情報やチケット予約はなかったので・・・


次回は今週末。シカゴ響とのブルックナーの5番とN響とのブルックナーの8番です。
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html


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2008/07/14

Joël Robchon のモンブラン

今日は六本木ヒルズへ行く用事があったので、帰りに買い物してきました。





箱の中身は・・・?











モンブラン!









ミシュラン★★★で有名な Joël Robchon のモンブランです。

ちなみに、六本木の店舗は★★です。





高級フレンチレストランのモンブランらしく、

しっかりのリキュールの効いたマロンペースト。



ふわっと軽さのあるホイップクリーム。







中はスポンジか???



・・・と思いきや、表層のみ。



内部はカスタードクリームとホイップクリームです。



さらに大粒の栗のかけらがゴロゴロ入っています。



下地はメレンゲです。





美味しかったです。大満足。



でも、私の中のマイTOP3を揺るがすほどではありませんでした。



Joël Robchon Roppongi

http://www.robuchon.jp/roppongi/





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2008/07/13

等々力渓谷~オーボンヴュータン

今日も暑かったですね。



今日は等々力渓谷へ行ってみました。



自宅から歩いても1時間弱、電車だと15分で行けます。







東京23区内とは思えない、都会のオアシス。



天然クーラー効果で、街中は30度を超える気温でしたがここはひんやり25度です。



マイナスイオンたっぷりの森林浴を堪能しました。











そして、尾山台まで歩いて向かったのはオーボンヴュータン







東京中のパティシエの総本山的存在の店です。



新宿高島屋地下のパティシリアに出展しているパティシエの多くが

ここ、オーボンヴュータンで修行をしています。









もちろん、狙いはモンブラン!



・・・と思ったら既に品切れ。



代わりに、フルーツのミルフィーユみたいなケーキ

(正確な名前を覚えられませんでした(^^:)を頼みました。







これが絶品でした!!!







下地はパイ生地にジャムが塗ってあります。



その上にカスタードクリーム。



その上にオレンジとキウイジャムを混ぜたような、ちょっとゼリー状のもの。



その上にまたカスタードクリーム。



その上にパイ生地。



その上にまたまカスタードクリーム。



その上にフルーツのゼリー仕立て。



イチゴ・キウイ・バナナ・イチジク・プルーン・キイチゴ・・・



そして一番上にもパイ生地。



パイ生地・ゼリー・カスタードクリーム・フルーツ。

どこを取っても一切手抜き無しの真剣な仕事がひしひしと伝わってきます。

材料にも相当なこだわりを感じます。



この次は、必ずや、モンブランを!



と心に誓ったのでした。



焼き菓子もチョコレートもすごく美味しそうでした。









オーボンヴュータン

http://www.cakepia.info/shop/recommendation/au_bon_vieux_temps/







帰りは自由が丘まで歩いてカフェのテラス席でビール。







暑い中を歩いたので、とても美味しかったです。





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2008/07/12

スターバックスのチーズスフレ





意外と・・・と言っては失礼ですが、美味しかった!





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ハーゲンダッツ2種。

最近食べたハーゲンダッツの中で気に入ったもの2種。



アルフォンソマンゴーとカシスオレンジです。









夏はこういう、スッキリサッパリ系が気持ちいいですね。



以前出ていたシャルドネも気に入っていたのですが、



限定だったのか、廃盤になったのか・・・



今は売られていないようで、残念です。





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2008/07/09

朝比奈隆の芸術

今年は、朝比奈隆氏生誕100周年です。

今月の NHK BS2「クラシックロイヤルシート」は朝比奈氏特集です。
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html


私が初めて朝比奈隆氏の演奏を聴いたのは高校生の頃。
東京都交響楽団でブルックナーの交響曲第8番でした。

その、あまりにスケールが大きく、深く雄大な演奏に非常に驚きました。

大オーケストラが鳴りきる醍醐味を存分に味わわせてくれます。


私は朝比奈氏の演奏の虜になり、それ以来2001年に亡くなるまで、
東京での演奏会があれば行けるだけ行って聴いていました。

NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、
新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、
シュターツカペレ・ベルリンなど、色々なオーケストラで
ベートーヴェン、ブルックナーを中心にいったい何度聴いたことでしょうか。


先週末の NHK BS2「クラシックロイヤルシート」では、
大フィルによるベートーヴェンの交響曲第3番・第5番・第7番が放送されました。

第3番は2000年の大フィル東京公演で、私も会場に聴きに行きました。

特に、第2楽章は想像を絶する巨大な音楽になり、
ひときわ凄絶な演奏だったのをよく覚えています。

2008年現在、これだけのスケールの大きな演奏ができる
現役の指揮者は思い当たりません。

ピリオド楽器による演奏が市民権を得て、
機敏で明快なベートーヴェンの演奏スタイルが主流になりつつある現在、
朝比奈氏のようなベートーヴェンを聴かせる指揮者は本当に少なくなりました。
私は、どちらのスタイルにもそれぞれの良さを感じます。


しかし率直に申しまして、大フィルは欧米はおろか国内の
トップクラスのオケに比べても技術面で見劣りするのは否めません。

しかし、50年間も朝比奈氏が育て続けたオーケストラです。
朝比奈氏の求める音楽を音にすることにかけては随一です。

確かに、このオケでなければできない演奏があったのです。

この点においてはベルリンフィルもウィーンフィルもかなわないでしょう。

久しぶりに朝比奈氏&大フィルによる演奏を堪能しました。


次回の放送はベートーヴェンの交響曲第1番・第8番・第9番が予定されています。

第九も楽しみですが、第1番も楽しみです。
朝比奈氏は第1番をこぢんまりとまとめた演奏にせず、
後期作品と同様に、巨大なベートーヴェンの音楽として演奏した人です。


こちらは、名演奏として有名な新日フィルとのベートーヴェン。


ベートーヴェン:交響曲全集

もちろん私も持っている、お気に入りのディスクです。


そして、その次の回からは待ちかねていたブルックナーです!


NHK クラシックロイヤルシート
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html


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