2008/11/30

秋の古都散策 ~ その2・浄智寺・建長寺・歐林洞のモンブラン

午後は浄智寺からスタートです。




明月院のもみじも例年なら見事なのですが、
今年はイマイチ・・・という情報も得ていたのでパスしました。






しかし何と言っても、ここへ来る目的は紅葉ではなく、布袋さんです。



この顔を見るために、浄智寺へ来るのです。(^^






そして、建長寺へ。



この山門はいつ見ても立派です。


「けんちん汁」の由来だったり、「建長○年」と元号に使われたりと、
文化的にも・政治的にもかなりの存在感のある寺だったようです。

撮影禁止なので写真はありませんが、
公開されているお堂の中もすばらしい仏像・壁画・天井画。











「半僧坊」まで上がると相模湾・伊豆大島まで見渡せる
素晴らしい眺望が得られます。

「標高」と数字にしてみればわずか145mですが、
急な階段をわずか10分ほどで登ります。






建長寺を後にし、鶴岡八幡宮方面へ。


トンネルを抜けたあたりに、お?と目を引く洋館があります。
いつも気になっていました。



カフェ「歐林洞」です。


かつては美術館だった建物を改装したのだそうです。
アンティーク・クラシックで重厚な内装が素晴らしいです。
「優雅」という言葉がふさわしいお店です。

接客もとても良いですね。
内装と接客の良さから、とても心地よい時間を過ごせます。

・・・客層は、かばんななめがけ観光おばちゃんグループが多いですが(^^;


なんと、大好きなモンブランがあるではないですか!
それも2種類も!!


2種類もあったら2種類とも試さないと気が済みません(^^;



こちらが「モンブラン・ジャポネ」。

和栗を使ったモンブランです。





そしてこちらが「モンブラン・フランセ」。

フランス産の栗を使ったモンブランです。





この2つ、ただの色違い・クリーム違いではありませんでした。

「モンブラン・ジャポネ」は栗の味を活かした、タダシ・ヤナギ系。
中はバターたっぷりクリームの中央に栗。下地はスポンジ。

「モンブラン・フランセ」は濃厚なアンジェリーナ系。
中にもスポンジが入っているため、栗はかなり上の方に入っています。
このスポンジもしっとりなので、まったく気になりません。
下地はメレンゲ。

かなりの高レベルです。
デパートにも卸しているようです。

しかし・・・「○系」と書いたように、ここならではの
うならせてくれるまでのオリジナリティを感じなかったのも率直な感想。

それでも、鎌倉で美味しいモンブランを!と思ったら
確実に第1候補でしょう。


歐林洞 鎌倉本店
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14001686/


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秋の古都散策 ~ その1・円覚寺・東慶寺・鉢の木

昨年に引き続き、今年も行って参りました。

北鎌倉の紅葉です。


まずは北鎌倉駅前・円覚寺からスタート。




先週末・今週末あたりが紅葉のピーク。
しかも今週末は好天に恵まれたとあって、すごい人出でした。














今年はもみじの色づきが難しい年のようです。

暑かったり・寒かったりが不規則・極端だったからでしょうか。

同じ寺の境内でも木によって色づきがまったく違ったり、
同じ木でもかなりムラがあったりしました。

まだ青い木も、ピークを過ぎて色あせてしまった木も混在しています。


でもおかげで、こんなモネの絵のような、
淡い色彩のグラデーションの写真も撮れました。



鮮やかな色づきだけでなく、青から赤へのグラデーションも
今年の見所なのかもしれません。










お次は東慶寺。

道路から見えるこのイチョウが印象的です。




本堂入り口脇にあるもみじがキレイでした。








お昼は、「鉢の木」へ。



本当は行きたいお店が別にあったのですが、
そこは10名前後しか入れない小さなお店で、残念ながら既に満席。

小さなお店でご主人が腕をふるうお店の良さを知っているだけに
大きな有名店はどうなのだろう・・・?と思っていたのですが。



有名店の名に恥じない美味しいお料理をいただきました。



なんと、稲をそのまま炙って(あるいは煎って)ます。お米が穂についたままひなあられのようになっています。その稲の下に見えるのは、鯛の押し寿司です。美味しかったです。
添えてあるもみじの葉が秋らしさを演出しています。
れんこんが良いお味でした。



こちらは南禅寺蒸しです。
ユリ根と、銀杏と、イクラと、ズワイガニ。上に薄味の餡がかかっています。優しい上品な味でした。




この大根の薄さ!びっくりしました。
白く見えるのはしんじょです。
しめじが美味しいお汁でした。



鎌倉・鉢の木
http://www.hachinoki.co.jp/site2/index.html





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2008/11/29

真珠の耳飾りの少女

先日、久しぶりに観ました。



真珠の耳飾りの少女



今、上野でフェルメール展開催中ですが・・・

この映画を観ると、さらに楽しみ方が広がると思います。

この映画、タイトルになっている作品だけでなく、他の作品も満載です。

フェルメールの作品に出てくる登場人物や絵のシーンがたくさん。
上野で展示中の絵のシーンもあります。

当時のオランダの生活も描かれており、私はどちらかというと
映画のストーリーやドラマよりもディテールを楽しんでいます(笑)

ストーリーは「こんな物語を作って当てはめてみました」的なもので、賛否両論ありそうですね。
私生活は謎に包まれていたフェルメールですから、仕方ないとは思います。

フェルメールの絵をそのまま再現したかのような光・アングル・小物・・・

映像美が重視されている映画であることは確かです。


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2008/11/24

Paris Seveille

モン・サン・クレールと並んで、自由が丘で人気のパティスリー
Paris Seveille(パリ・セヴェイユ)です。




今年は、納得のいくモノが作れなかったとかで
残念ながらモンブランがありませんでした。


代わりに・・・「マロン・アプリコ」というモノが。



上にはマロンクリーム、その下にメレンゲ、
その下に軽めのホイップクリーム、一番下にアプリコットソース。

マロンクリームは濃厚そのもの。
なぜこれでモンブランが作れないのだろう?と不思議なぐらい。

マロンクリームの味とアプリコットソースの酸味の組み合わせが面白いです。


モンブランが無くて悔しかったので、もう一品。



「シュープレーム」という、木イチゴとチョコレートのケーキ。

これが美味しかった!!!
この店の、渾身の一作ではないでしょうか?と思うほどです。

チョコレートそのものが非常に上質。
苦みと木イチゴの酸味。
チョコレートムースの柔らかさ・軽さ。

ここまで感動させてくれるケーキは久しぶりでした。


Paris Seveille
http://www.unimat-caravan.com/cr/paris/




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2008/11/23

Aux Bacchanales

銀座・Aux Bacchanales(オ・バカナル)です。




ヨーロッパのカフェの雰囲気を色濃く伝えるこのカフェ、大好きです。





お気に入りは、この、とことん煮込んだオニオングラタンスープ。
冬には最高です!





奥に見えるステーキ&フリッツも人気メニューです。
キッシュも美味しいですね。


雰囲気もヨーロッパですが、出てくる量もヨーロッパです・・・(^^;


サントリーホールでコンサートを聴いた後、
六本木アークヒルズのお店に行くことは多いのですが
銀座の店は初めてでした。


Aux Bacchanales
http://www.auxbacchanales.com/


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2008/11/21

日付が変わる前に!

仕事が終わったのが23時過ぎ。

日付が変わる前に!


行き当たりばったりで入ったワインバーでボジョレー・ヌーヴォーです。





ああ、なぜワインは一口でこんなに幸せな気分になれるのでしょう?


ボジョレー・ヌーヴォーなど、味や香りを楽しむというより、
初物であることを楽しむものだと思っているですが・・・




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2008/11/19

旬の物を。

戦前から続く、自由が丘にある老舗の居酒屋、金田。

旬の物が確かな腕前で楽しめる店です。

このブログでも何度も紹介してきました。




まずは、カワハギの薄造り。

肝もついています。
もみじおろしとポン酢で。



アオリイカ。

東京でこれだけのイカを
食べられるところは
それほど多くはないでしょう。
新鮮でトロトロです。




銀杏焼。

昨年も食べてビックリした一品。
香ばしくて味もしっかりあります。
こんなに美味しい銀杏は
金田でしか食べたことがありません。

甘味のある天然塩で。


こちらも旬のもの。

とらフグのから揚げです。


そして・・・





鱈汁です!


寒いに日ありがたい一品。
鱈の身もちゃんと
たくさん入っていますが・・・



なんと、白子も入ってました!

ふわふわ・とろとろです。




季節ごとと言わず、毎月でも訪れたい店です。


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