2011/07/16

オーベルジュ・オー・ミラドー

先日、ふとオーベルジュ・オー・ミラドーで食事をしたくなり、
ふらっと箱根まで行ってきました。

オーベルジュ・オー・ミラドーは、箱根で一番好きなレストランです。


まずは、シャンパーニュから。夏のフレンチには欠かせませんね。
この日出てきたのはPANIERでした。

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個人的には、グラスがいまいちでした。
リーデルのソムリエのような、口が少しすぼまっている
細長いタイプが好きです。

この形だと薄く広がった感じで口に入ってきますが、
リーデルのソムリエのような形だと「しゅっ」と
まとまった感じで口に入ってきます。

香りが派手なお酒ならこういう形もいいのでしょうけど
PanierのBrutはそこまでではありませんし・・・


シャンパーニュといっしょに出て来たアミューズ。

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見た目はお菓子のようです。
パンと海産物を組み合わせた、創作的なひと皿でした。


前菜は、穴子を使った冷たいお皿。

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穴子のフリット、三浦半島の有機野菜、ブラッドオレンジのジュレ。

穴子がさくさくふわふわ。
ブラッドオレンジの酸味が油分を中和してくれます。

日本人にしか作れないフレンチですね。
勝又シェフは地元の野菜や海産物を中心に使います。


白はすっきりブルゴーニュで。




コースには入っていなかったのですが、スープも付けました。
長野県産の白アスパラガスの冷製スープ。

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ふりかけたカイエンペッパーのピリリが効いています。


魚は駿河湾のヒラメ。



上に乗っているのは、レモンの泡です。
それにカブとかキャラメリゼしたトマトなどが添えてあります。

レモンはふわっと風味がする程度で酸っぱくありません。
キャラメリゼしたトマトに工夫を感じました。


肉は鴨の胸肉のロースト。



金柑のソースです。奥に、金柑の砂糖煮が添えてあります。
上に乗っているのはクスクスに見立てたカリフラワー。

夏のランチにちょうどよい、鴨肉の濃厚さと軽さ。

ワインも鴨に合わせ、ボルドーではなく南仏系を選びました。






デザート前にチーズがワゴンで来ました。



お腹も膨れてきましたが目の前に出されると欲しくなり、一つだけ(笑)。
ゴルゴンゾーラに蜂蜜を添えていただきました。

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やっぱりゴルゴンゾーラに蜂蜜は最高の組み合わせですね。
この蜂蜜がまた絶品で、帰りに買って帰りました。


デザートはガーデンで。
芦ノ湖を見下ろす高台にあるこの店は、風が通って気持ちいいです。

デザートはオレンジを使ったいろいろ。



酸味と甘さが心地よい、冷たくてさわやかな夏のデザートです。


3時間ちかくかけた、大満足のランチでした。
ここの料理は野菜が多めで重くないので、食事後も苦しくなりません。

・・・とは言っても食べ終わったのが16時ごろだったこともあり、
この日の夕ご飯は抜きました(笑)





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