2010/03/14

不動のビストロ

ビストロ Gare de Lyonは、自分の中では不動の存在といえるビストロです。
しかし行きたいときに予約が取れないことも多く、久しぶりの訪問でした。


この店は壁面一杯の棚にワインボトルが並んでおり、その中から自分でワインを選べます。
もちろん、好みを伝えて店員さんにお勧めをピックアップしてもらうこともできます。


この日選んだのは、Courbissac 2005 赤です。

R0019893

果実味たっぷりギッシリの南仏のビオワイン。

滑らかなブルゴーニュでもなく、サラサラなイタリアンでもなく、
飲み応えのあるしっかりしたモノを。
かと言って重い渋い(そして高い)ボルドーでもなく・・・

という気分の時は南仏ワインに限りますね。

ラングドックやローヌのワインはコストパフォーマンスも良く、
気軽に飲めるお気に入りがたくさんあります。


都心の日当たりの良い場所ではもう、ほぼ満開の桜も見られるほどの陽気です。
ラタトゥイユを頼んだら冷製で出てきました。

R0019898

そう言えばラタトゥイユも南仏料理でしたね。
南仏ワインに合わないわけがありません。


鶏のレバーパテ。

R0019902

プラムとクリームチーズが乗っかってます。
赤ワインがないと食べられないほどの濃厚さ。

クリームチーズは意外でしたが、良い組み合わせです。


そして、ラムロースト。

R0019906

赤く見えるのはトマトではなく、なんとイチゴです!
ここでこういう季節感の演出があるとは。
葉タマネギやヒメダイコンなど、春野菜もたっぷりです。


デザートはクレーム・ダンジュで
・・・と思ったら無かったので、アフォガートを。

R0019915

苦みたっぷりのエスプレッソが本当にたっぷり。
かなり大人なアフォガート。


最後はエスプレッソでシメ。

R0019931

コーヒーは胃の消化作用を助けます。
肉!酒!と食事をした後はコーヒーを。

昔、フランスへよく行っていたときにコーヒーの効果を実感しました。
彼らの料理はまさに狩猟民族の料理。
量が多く、脂っこく、重い。
コーヒーを飲まないと苦しくてその晩は寝られないほどでした(笑)


この店、金曜日の予約は本当に取りづらく、
10日ぐらい前から取っておかないと行けないこともあります。

しかし場所柄か、土曜日は比較的入りやすいです。
19時半頃からお客さんの回転が始まるので
その頃を狙って電話してみるのもいいかもしれません。


ワインも料理も接客もすばらしく、お値段はお手頃。
何度来ても「しょっちゅう通いたい!」と思わせてくれる店です。


R0019891


Gare de Lyon
http://www.garedelyon.jp/




※コメントの投稿はここをクリック

4 comments:

りん さんのコメント...

よ、よだれが~~~!よだれが~~~!!!

パテがこころなしか

お家

みたいにみえる。

gosealhunt さんのコメント...

うわー、美味しそうです。
私としてはliebejudithさんお勧めのBernd's Barに行きたいです。花見の後ビールを引っかけに行くって言うのは可能でしょうか? それとも、ちゃんと予約を取らないとダメでしょうか。

liebejudith さんのコメント...

りんさん、
そう見えますか・・・?

gosealhuntさん、
残念ながら、Berndさんのお店は日曜日は休みなんですよー
日曜日に銀座のライオンビアホールでご主人に会ったことがあります(笑)

gosealhunt さんのコメント...

あ、日曜日お休みだったんですね。
では、別の日に突撃、じゃなく予約して行きます(笑)。ご店主がライオンで飲んでるって笑いました!!

コメントを投稿

 



Copyright © 2007 - 2013 liebejudith All Rights Reserved.