六本木の国立新美術館で開催中の「THE ハプスブルク」、観てきました。
ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館が所蔵する
ハプスブルク家のコレクションを中心とした企画展です。
「ハプスブルク」を採り上げても
マリー・アントワネットにほとんど触れず、
「ウィーン美術史美術館」を採り上げても
フェルメールやブリューゲルを展示せず。
目玉らしい目玉もなくよくこれだけ見応えのある企画ができたものだと、
変な感心をしてしまいました(笑)
ハプスブルク家は肖像画を重んじたそうで、
たくさんの肖像画がありました。
どれも当時一流の画家に書かせたと思われる
素晴らしい職人の技が随所に見られます。
あとは140年前に皇室から贈られた画帖と蒔絵棚が素晴らしかったです。
見入ってしまいました。
私のプロフィール画像に使っている、ホロフェルネスの首を
切り落としたユディットを題材にした絵が2つありました。
どれもクリムトとは大きく異なる解釈・描写で3者3様なのが面白かったです。
タイトルを見なかったら同じ題材の絵とはとても思えないぐらいです。
SHOPで素敵な企画をやっていました。
麻布郵便局との共同企画で、
この売店内に設置されているポストにハガキを投函すると
ハプスブルク家の家紋の消印を押してくれるというものです。
早速、絵はがきと記念切手を買って自宅へ。
切手もハプスブルク家の家紋のものを選んでみました。
THE ハプスブルク
http://www.habsburgs.jp/
個人的には「THE ハプスブルク」というタイトルがどうも・・・
やはりドイツ語圏に君臨した家系なのですから、
「Das ハプスブルク」のほうが収まりがいいですよね。
実家の近所に「ザ・バーデン」というマンションがあって、
最初に見たときは吹き出しそうになりましたが(笑)
あそこに住んだら自宅の住所を書くのが恥ずかしいだろうなぁ・・・
なんて想像したり。
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ソプラノさんの伴奏♪
9 年前
7 comments:
コレクションの豊富さがなせるわざですね。
オフィシャルHPの聖母子対決の記事が笑えました。笑
shopもおもしろいことやるんですね。
バーデン・マンションは、ひそかに温泉が湧き出ているのかも。笑
りんさん、
ルーヴル展なんて、毎回目玉が変わりますしね。
美術作品も、この記事みたいに肩肘張らずに楽しめなきゃ!と思います。
そうですね。しかし、宗教画は仏像なんかとおんなじで、すこし敷居が高いのかもしれませんね。
ところで、liebeさんは、なぜプロフィールにあのクリムトの絵を飾っているのでしょうか?何か意味があるのですか?なんとなく、意味があるように見えるんですが・・・。わたしは、クリムトでは、この絵もいいですけど、「接吻」とか「愛」とかのほうが好きです。
りんさん、
単にこの絵が好きだからですよ。
遅れてコメント、失礼いたします。
肖像画、美しく描き過ぎてもいけないと配慮されていたそうですね。実物に逢った時の落胆が深くなるからと。
これってネットを介しての出逢いにも通じるところがありますよね。
ブログの日記を拝読していて美しいイメージを描きすぎてしまうと、現実の書き手に逢った時にがっかりしてしまいしそうですもの。
マリー・アントワネットに触れていないと伺いちょっとびっくりしましたが、近々でかけたいと思います。
Ah bon!
ゆずコロンさん、
人物の顔や表情はそこそこリアルっぽかったです(笑)
でも、服・装飾品・小道具などの描写テクニックがすごくて・・・
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