先日「オペラ上演の難しさ」と題した日記を書きましたが・・・
最近もまた、クラシック音楽の公演の難しさを感じさせる件が続出です。
我が国の誇る、日本初の国立オペラハウスである新国立劇場では
昨年9月の新シーズン開幕以来、全公演で主役級キャスト交代の
恥ずべき記録を更新し続けています。
今月末から始まる「黒船 - 夜明け」、来月の「アイーダ」では
当初の予定通りのキャストで公演が行われるのでしょうか?
※ちなみに、私はmya姐さんのおかげでアイーダのチケットを取ることができました。
さらに酷いことも。
オペラ「魔弾の射手」エンヒェン役キャスト変更のお知らせ
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000211.html
[ソリスト変更]3/2「エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団《ヨハネ受難曲》」
https://www.operacity.jp/topics.php?number=83
なんと、健康上の理由により4月の公演をキャンセルした歌手が、
別の歌手が3月に健康上の理由でのキャンセルした公演の代役で来日です。
しかも、会場は隣接している新国立劇場と東京オペラシティです(笑)
また、同一会場でウィーン国立歌劇場の来日公演と東京都交響楽団の公演日が重なり、
都響が公演中止に追い込まれる事態に。
お詫びとお知らせ(第669回定期演奏会の中止について)
http://www.tmso.or.jp/j/topics/index.php#20080201
ウィーン国立歌劇場と来日公演を主催するNBSが後からゴリ押しした格好です。
ウィーン国立歌劇場では毎日舞台を取っ替え引っ替えしているのに
なぜ日本ではそれができないのでしょうか・・・?
「オペラハウスは伏魔殿」とよく評されますが
音楽興行の難しさを改めて感じさせます。
日本人のように簡単に首を縦に振らない欧米のアーティストやマネジメントの
首根っこを掴んで離さない、敏腕やり手マネージャーの実力が問われる世界です。
これほどまでにみっともない事態が頻発するのは、
主催者・音楽事務所よりもアーティストやそのマネジメントの都合が
どんどん冗長し、まかり通ってきているということなのでしょうか・・・・
私は今では演奏者側でなく聴衆側の人間ですが、
安心してチケットを買って、何の憂いも無く
その日を楽しみに待てるようにして欲しいものですね。
話は変わりますが、倖田來未さんの会見を見ましたが・・・
軽はずみだったと言いながらも言い訳に終始し、
謝罪・撤回の一言もありませんでしたね。
がっかりです。
※コメントの投稿はここをクリック
お久しぶりですがブログお引越し
6 年前
0 comments:
コメントを投稿