上野・国立西洋美術館で開催中の「ウルビーノのヴィーナス」に行ってきました。
開館時間に合わせて朝1番で行ったので、ゆっくり観ることができました。
朝は天気が悪かったのも空いていた理由の1つでしょう。
天気の悪い週末の朝1番は、私にとって美術館日和なのです。
ウルビーノのヴィーナスは、昨年の「受胎告知」に続いて、
フィレンツェ・ウフィツィ美術館よりの初来日です。
この目玉作品に合わせたのでしょう、展覧会のテーマは「ヴィーナス」です。
古代からルネサンス、バロックまでの様々なヴィーナス像・ヴィーナス観を表した
絵画・彫刻・装飾品が集まっていました。
ウルビーノのヴィーナスは、かなり官能的・扇情的な印象でした。
男性を誘うような眼差しです。
「女神」像というよりは、「女性」像を表したような。。。
現代の規模と予算のある美術館は、
「修復」というより「復元」に近い作業を施してしまいます。
恐らく当時の姿そのままにとても色鮮やかでクッキリしているのですが、
あまりに鮮やかすぎて、当時から現在までの時間の流れを感じられないのが
個人的にはちょっと不自然・・・と思ってしまいます。
このウルビーノのヴィーナスには、対になって飾られた絵があったそうです。
その絵「キューピッド、犬、ウズラを伴うヴィーナス」と
「ウルビーノのヴィーナス」の絵はがきを買ってきました。
左右対称の構図が面白いです。
今回は残念ながら、同じ部屋ですが並べて展示されていませんでした。
美術館の展示室でも、並べて飾ればいいのに・・・
ウルビーノのヴィーナス
http://www.venus2008.jp/index.html
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お久しぶりですがブログお引越し
6 年前
1 comments:
ビーナスご覧になったんですね。
いいな~。でもわたしもパンフレットをずいぶん見て暮らしました。この絵は寝室に飾るのにちょうどよく描かれていると思います。
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