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今日は私の誕生日でした。たくさんの方々からメールやメッセージいただきました。
本当にありがとうございます。
2日間留守にしていたため、お返事遅れてゴメンナサイ。
セリエA・インテル所属・ポルトガルの英雄・ルイス・フィーゴ氏、お誕生日おめでとうございます!
彼は私と同い年の同じ誕生日なのです(^^
昨日は、サントリーホールでティーレマン指揮/ミュンヘンフィルのコンサートからスタートです。
曲目はRシュトラウスの「ドン・ファン」と「死と変容」、ブラームスの交響曲第1番です。
ティーレマン、好きな指揮者なんです。
彼ほど、ドイツ音楽を聴く醍醐味、ドイツのオーケストラを聴く醍醐味を
味わわせてくれる指揮者はそうそういません。
重心の低いどっしりとしたサウンド、ゆったりたっぷり歌いきるフレーズの取り方。
堂々と良く鳴るオーケストラ。
少し昔のスタイルの指揮者のような大見得を切るところもまた聴かせてくれるのです。
死と変容の最後のコラールは、これでもか!というぐらい充実した響きを堪能させてくれました。
ブラームスも素晴らしい名演奏。第4楽章は緊迫した序奏部が終わり、
主題がリラックスして歌われるという演奏が多いのですが
ティーレマンはここで長めの間を空けて、静かに・やや緊張感を持って主題を始めるという解釈。
ゾクゾクきました!
アンコールはワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲。
マイスタージンガーやってくれないかな・・・
と思ってたら本当にやってくれてビックリです!
ティーレマンは来年のウィーン国立歌劇場来日公演で
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を演奏する予定でしたが、
音楽監督に選ばれなかったからか、来年のティーレマンの来日は
無くなってしまったのです。
それだけにマイスタージンガーを聴けたのはラッキーでした。
会場には小泉純一郎元首相の姿も。
「感動した!」とおっしゃられたでしょうか。
コンサートの後は、麹町にあるベルギー大使館へ。
昨年は神戸、一昨年はParis、その前の年は仙台で誕生日を迎えましたが、
今年はなんとベルギー大使館で誕生日を迎えました。
在日本ベルギー大使館は取り壊され立て直すことが決まっており、
11/3が最後の日で「最後の晩餐」と題された盛大なパーティイベントが催されたのです。
館内や庭園にはベルギーのデザイナーのインテリア作品が。
ベルギーのポップスミュージシャンやDJのライブも行われました。
深夜2時まで大盛り上がりです!
パーティ終了予定が2時ということで、歩いて帰れる場所にホテルを取っていました。
そして今日もいい天気!皇居・北の丸公園を散歩。
武道館では少林寺拳法の大会が行われていました。
今やロックミュージシャンの聖地と化した日本武道館ですが、これが本来の使い道です(^^;
東京国立近代美術館・工芸館に入ってみました。
明治時代に旧近衛師団司令部庁舎として建築された重要文化財です。
展示も、日本の誇る工芸品の数々!すばらしいものでした。
その後は、なんと2日連続でサントリーホールでティーレマン指揮・ミュンヘンフィルのコンサートです(^^;
今日のプログラムはブルックナーの交響曲第5番。
ミュンヘンフィルにとって特別な曲です。
ルドルフ・ケンペの有名な名演奏があります。
チェリビダッケの有名な名演奏があります。
ヴァントの有名な名演奏があります。
ティーレマンの音楽監督就任記念演奏会もこの曲でした。
ティーレマンのこの曲のCDはとても評判がよいのです。
昨日を上回る素晴らしい名演奏でした!!!
演奏も難しく、その割には素人受けしにくい通好みな渋い曲ですが、
日本で、この曲をここまでの水準で聴けることは滅多にないと思われる名演奏でした。
もう、放心状態でした・・・
思えば、昨年の誕生日もブルックナーの5番を聴きました。
昨年はアーノンクール・ウィーンフィルの演奏です。
誕生日に2年連続でブルックナーの5番というのも、まずあり得ない経験です。
終わった後は、オ・バカナルで乾杯!
サントリーホールでのコンサートの後はここに来るのがいつも楽しみです。
デザートはANAインターコンチネンタルのラウンジでバースデーケーキ!
もちろん、チョイスはモンブランです(^^;
ブランデーたっぷりの大人なモンブランでした。
大満足な週末でした!
お久しぶりですがブログお引越し
6 年前
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