2007/11/17

Web2.0 EXPO 2日目

基調講演はTim O'Reilly氏と、Twitterを作ったEvan Williams氏の対談からスタート。

Williams氏は会社を立ち上げては売却したり、失敗したり

・・・で、現在に至る。

みたいな体験談が中心でした。
これ以上の内容は、各ニュースサイトで記事になっているので割愛。

ちなみに、Williams氏がはじめに立ち上げた会社はブログサービス「Blogger」で、
その後Googleに売却したとか。

この、今みなさんが読んでいるこのブログこそが、「Blogger」 です!
ブログ移転したとたん、その作者にお目にかかるとは思いませんでした。



Twitterはとても短い投稿のみを受け付ける、
「つぶやき」や「ぼやき」など、その場その場の率直な一言を書き込む、
緩めのSNSのような掲示板のようなサービスです。

「今起きた」
「ねむい」
「今ゴハンたべてる」
・・・こんな感じです。

あちらのお国ではすごい勢いで流行っているのだとか。
日本語で、ケータイで操作できるようになったら女子中高生に流行りそうですね。
日本語化も進めているとのことです。


その後はOvertureというネット広告大手の人の講演、
Zimbraという、SaaS形式グループウェアサービスの人の講演と続きました。

どちらも自社のビジネスを紹介しただけにとどまる内容。

・・・こういうカンファレンスの2日目以降の基調講演はつまらないと相場が決まっています(^^;
お客さんもまばらで、席はスカスカでした。



午後は「Web 2.0 on Rails」というセッションでRoRのお勉強。
その後は「Mash upの現在とこれから」「日本発!WebAPI」というセッションを続けて聴きました。
どちらもWeb APIを利用したMash upの事例紹介のようなセッションです。

初日の基調講演でWeb2.0においては「共有」こそが重要、とSunのTim Bray氏が語りましたが、
今や企業は、自社が持っているデータを自社で抱え込むのではなく、
Webサービスとして公開している時代です。
このサービスを利用して、誰が、どんな斬新なアイディアで新しいWebの使い方を考えつくのか。

オープンソースソフトウェアの思想に通じるものがありますね。

この2つのセッションでいくつもの事例を見ましたが
Google Mapとマッシュアップした、位置情報関連のサービスが多いですね。
新しさよりも、だんだん「またGoogle Mapか」と思ってしまうこともしばしば。

それだけGoogle MapのAPIが使いやすいのと、
Google Mapがいろいろな可能性を持っているということなのでしょうけど・・・

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