タッチパネル UI
素晴らしい!
「進む」「戻る」「選択する」「スクロールする」
「拡大する」「縮小する」といった操作が直感的で意のままに操れます。
レスポンスも速く、Apple 製品特有の動きのなめらかさと遊び心があり、
「操作が楽しい!」とさえ思わせてくれる端末です。
さすがです。完成度高いです。
電話機能
全く問題なし。音も良いです。
強いて難を挙げると、
電話している見た目がちょっと変なことぐらいでしょうか。
iPod 機能
素晴らしい!
タッチパネルによる操作は、
従来の iPod よりも格段に使い勝手が向上しています。
音は、昨年買った iPod nano とそう変わらないだろうと思っていたら
・・・だいぶ違いました。
iPod nano はナチュラルめ・柔らかめな音に対して
iPhone はシャキッとクリア・明快でエッジの効いた音です。
悪く言うとちょっと硬めでギラついています。
昨年、ヘッドフォンを、SHURE の E2C から SE110 に変えました。
E2C が硬めでエッジが効いた音なのに対して
SE110 はナチュラル系な音作りです。
なので、iPhone + SE110 の組み合わせはちょうど良い感じでした。
iPhone + E2C だとギラギラし過ぎて、すぐに聴き疲れしてしまいそうです。
日本語入力機能
タッチパネルからの入力作業そのものは快適です。
しかし、辞書・変換機能が全然ダメです。
日本語を入力する際は動作がとても重いです。
フリーズしたかと思うぐらいの時も。
この辺は国産の端末に一日の長があります。
ジャストシステムあたりと組んで日本製の IME を搭載して欲しかった・・・
メール機能
IMAP/POP メールを普通に使えるのがとても良いです。
標準の @i.softbank.jp のアドレスは 30 日間しか保存できませんが
私は @i.softbank.jp のアドレスは使っていないので、全く問題に感じません。
絵文字は、表示は可能ですが入力できませんが、
普段から絵文字を使っていないので、これもまた問題に感じません。
Webブラウジング
Mac と同じブラウザ Safari を搭載しています。
描画が速く、フォントがとにかくキレイ。
でもちょっと不安定ですね。突然強制終了することが1日に何度も。
オサイフケータイ
iPhone は対応していません。
私はモバイルスイカを使っていますが、カード型の Suica も持っているので
これがないと困る・・・とは思いませんでした。
ワンセグ
iPhone は対応していません。
でもこれまでも私が使っていた携帯はワンセグ機能は無いし、
私は基本的にテレビをあまり観ないので、これも困りませんでした。
※追記 バッテリー
普通に持ち歩いている分には通常の携帯電話と同じぐらいの感覚で持つと思います。
しかし、持っていればついついいろいろ触ってみたくなるのが iPhone。
音楽を聴きながら、Webやらアプリケーションやら・・・と使っていると、
当然のように1日と持ちません。
外出時にはケーブルも持ち歩いたほうが良さそうです。
ACアダプタも小型ですし、電源・充電ケーブルを持ち歩くのは
それほど苦ではないと感じます。
日本の携帯電話は、ヨーロッパともアメリカとも、
他のアジア諸国とも違う独自の文化を進化・発展させてきました。
この独自進化は時に「携帯電話のガラパゴス諸島」と揶揄されるほどです。
日本語連文節変換・予測変換・絵文字・デコメ
オサイフケータイ・ワンセグケータイ・・・
こういったガラパゴスケータイ特有の機能を存分に使いたい方にとっては、
今の iPhone は使いにくく不満の残る端末だと思います。
しかし今の iPhone を「ガラパゴスケータイ」ではなく、
モバイルインターネット端末ととらえると、非常に良くできた端末と言えます。
ここで注意していただきたいのは"今の"iPhone はという話なのです。
iPhoneは、Mac OS の上でソフトウェアが動作している、
PC に近いアーキテクチャを持っています。
OS を含めた、ほぼすべてのソフトウェアが
今後アップデートされる可能性があるのです。
端末を買い換えることなく、中身がごっそり入れ替わることも起こり得ます。
(ハードウェアの改修を伴わなければ)機能がどんどん追加できます。
これが iPhone のすごいところ。
狭い日本市場を分け合っているキャリアやメーカー主導ではなく、
グローバルカンパニーである Apple 主導で端末やソフトウェアが提供されます。
ソフトウェアベンダーが頑張って品質を上げてくることが期待されます。
快適な ATOK 搭載 iPhone が実現するかも?
テキストのコピー&ペーストもできませんが、
これは近い将来できるようになるとのこと。
・・・とは言え、現状、利用にあたっては
多少のガマンや妥協・割り切りが必要なのもまた事実です。
次世代のモバイルデバイスを先陣切って体験できる!
というところに喜びを感じられない方には、
今はオススメできかねるのも正直なところです。
今は手を出さずにちゃんと成熟するのを待ってからでもよいのではないでしょうか。
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お久しぶりですがブログお引越し
6 年前
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