金曜日の夜の食事とうって変わって、
昨日は、「食事を楽しむ時間」を共有できる貴重な友人と楽しいディナーでした。
行ったお店は、渋谷東急本店横にあるVIRONです。
丸の内TOKIAにも店舗があります。
1階はパンやケーキ等を販売する店舗です。
2階がブラッスリーになっていて食事ができます。
階段にはシャンパーニュのボトルがずらり並んでいました。
シャンパーニュはボトルが大きければ大きいほど美味しいのだそうですね。
この店のブラッスリーはランチでは何度か利用していますが、
ディナーで利用したのは初めてでした。
まずはワインを頼みました。
LA GIBRYOTTE(ラ・ジブリオット)2005年。ブルゴーニュの赤です。
なめらかなブルゴーニュらしいワイン。
色々な料理に合わせられそうです。
パンをつまみつつ、ワインを飲みながらゆっくり料理を選びました。
この店は、テーブルのすぐ横にイーゼルを持ってきて黒板のメニューを立ててくれます。
オードブルは、クルミでつつんだフォアグラのコンフィ。
外側にクルミをまぶしてコンフィしたフォアグラがスライスされ、
バゲットの上に乗せてカナッペのような感じで盛りつけてありました。
上にはイチジクが乗っています。
フォアグラの濃厚さとイチジクの甘さの組み合わせはワインによく合うんですよね。
それから、ビゴール豚とフォアグラのテリーヌ。
見た目は肉の味が濃厚な感じですが、予想を裏切る甘くさわやかな味です。
奥に見える緑色の丸いものは、大型のオリーブです。
とてもオリーブとは思えない大きさで、食べてみるまでわかりませんでした。
この辺でワインが無くなってきました。もう2人で1本空けてしまいました(^^;
次に頼んだのはボルドーの赤です。
LES GYGNES DE SAINT JULIEN(レ・シーニュ・ド・サン・ジュリアン)2004年。
ラベルの白鳥の絵が綺麗です。
いかにもボルドーらしい、しっかりとしたワインです。
この後少し脂の濃い料理を頼んであるので重ためのワインを頼んでおきました。
メインその1は鴨のコンフィです。
外側の皮はパリパリ、中はナイフとフォークを入れるとするっと崩れる柔らかさ。
非常に美味しいです!
レンズ豆が添えてあります。
メインその2は、本日の豚のグリルグラタン添え。赤城豚を使っているとのことです。
脂身もたっぷり入っていますが、ジューシーで美味しかったです。
「グラタン添え」とのことですが、なんと別皿で来ました。
ギャルソンが運んできたとき、他のテーブルに出す別の料理も
一緒に持っているのかと思ったぐらいです。
ここはかなり本格的なフレンチのブラッスリーですが、出てくる量も本格的です。
向こうは出てくる量が半端じゃないですね。
カジュアルなブラッスリーでも、1人前をまともに食べたらお腹が苦しくて仕方ありません。
日本のフレンチはお上品に綺麗に作られすぎな感があります。
パリの☆付きの店や観光客向けの店ならともかく、
普通の店では料理もそれほど繊細なものでもなく肉!酒!という感じで。
「ああ、彼らの根本は狩猟民族なのだな」と感じざるを得ません。
デザートは、アイスクリームとシャーベット3種類の盛り合わせ。
アプリコットとフランボワーズと、チョコレートです。
これで¥600はなかなかお得でした。
最後はエスプレッソで締め。
脂っこい料理を大量に食べた後のエスプレッソは、
胃をスッキリさせる効果があります。
友人と食事をしながら「この店、お客さんの回転が早いね」なんて話していました。
私たちが食事をしている間に周囲の各テーブルでは
それぞれ2組ぐらいお客さんが入れ替わっているのです。
・・・回転が早いなんてとんでもありませんでした!
私たちがゆっくりしすぎだったのです。
7時半に入って、店を出たのは0時頃。
ギャルソンに「そろそろお店を閉めさせていただきますので・・・」と
催促されるまで居座っていたのでした(笑)
この友人と食事をすると、いつも時間があっという間に過ぎてしまいます。
お互いの近況、ITの話題、経済の話題、世間話・・・
この友人と会ったのが久しぶりで話が積もっていたこともあり、
特に同じ趣味を持つというわけでもないのに
不思議なことにいくら話しても話題が尽きません。
私はテレビもあまり見ないしポップス系の音楽も聞かないし流行のものにも疎いので、
話の合う人はあまり多くありません。
時間を忘れるほどに会話を楽しめる友人は貴重なのです。
それにしても、美味しいものを食べられるって本当に幸せです!
VIRON
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ソプラノさんの伴奏♪
9 年前
2 comments:
文章から幸福感(?)がいっぱい伝わってきました(^^)
おいしい料理と友人。
時間を忘れるほど話せるっていうのは、とても素敵であったり、また貴重な存在であったりしますね♪
にゃんぴんさん、
こういう友人とこういう店があるというのは、とても幸せなことです・・・
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