せっかくのクリスマス、普段は行かないような店を・・・と思い
恵比寿のガストロノミー・ジョエル・ロブションで!と思ったのですが、
普段から人気店であることに加え、
さすがに東京ミシュラン★★★を獲ってしまったせいか、当然予約できず。
というわけで23日に、六本木の系列店
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションへ行ってきました。
こちらも東京ミシュラン★★を獲っています。
店内は、カウンター席のみという変わった作りです。
赤と黒を基調にしたシック&モダンなインテリア。
お客さんは若い人が多かったです。20代が中心といった感じ。
決して安い店ではないにもかかわらず、みなさん若いのに頑張ってます。
私は20代の頃は考えられませんでした。
まずは食前酒。シャンパンをいただきました。
アミューズはイベリコ豚のカルパッチョ。
脂が多めですが、この脂がとても美味しい!
お酒が進みます。
目の前で若い職人さんが一生懸命豚の足を削っていました。
前菜は『オマール海老とスライスした根菜をサラダ仕立てに』。
ここで赤ワインにチェンジ。
ボルドーのPolliac(ポイヤック)2004年です。
香りだけでしばらく楽しめる、素晴らしい芳香でした。
ぜひ、後日探したいワインです。
『フランス産フォアグラのソテー 根セロリと栗と共に トリュフを添えて』
キノコクリームのソースがかかっていました。
フォアグラ!黒トリュフ!こんなに美味しいのを食べたのはいつ以来でしょうか?
焼き加減もちょうど良い感じです。
フォアグラの濃厚さと絶妙な焼き加減の食感、トリュフの食感のバランスが!
魚料理。『ハタのポアレ 薫り高いオリーブオイルのエマルジョン 色とりどりの野菜と共に』
白身のさっぱり感、トマト味のソースの酸味、
優しい野菜の甘みを組み合わせた一皿でした。
メニューに、フランス語でも『LE HATA』とあったのがおかしかったです。
メイン。『蝦夷鹿のソテー ポワブラードソース 茸のラビオリとフリカッセをあしらって』
野性味あふれる鹿肉が力強く濃厚な一皿。
茸のラビオリはほんのり甘め。
口直しには、キンカンのムースが出てきました。
そして、デザート。
『薔薇の香りとフランボワーズのジュレをショコラのボールに詰めて ライチのジュレに浮かべて』
まず、見た目が非常に美しいのに驚かされました。
運ばれてくるのを見たときはアイスクリームに見えたのですが、
ホワイトチョコレートのボールの中にバラとフランボワーズのアイスが入っているのです。
下にはライチとバラのゼリーが敷いてあります。
最後はエスプレッソで。脂と糖分の多いフレンチの後は
苦めのコーヒーを飲むと胃がすっきりしますね。
私はコーヒーやエスプレッソと一緒に出てくるこの砂糖を
コーヒーに入れず、直接ガリッとかじりながらブラックのコーヒーを飲むのが好きなのです。
変わっていると言われますが・・・
この店の砂糖は、かなり堅かったです。
歯の弱い人にはかじるのはムリそうでした。
アールグレイのチョコレートが一緒に出てきました。
さすがミシュランの星を獲るレストランは、細かい付け合わせなどにも一切手を抜きませんね。
スタッフの対応も素晴らしかったです。
お客さん同士が話しているときには決して話しかけず、
メニューについての質問も奥に聞きに行かずとも的確に答えてくれます。
この辺は、さすがミシュランの星を獲る店というべきか、
店がミシュランの星を獲ったのを意識したと言うべきか。。。
きっと両方なのでしょう。
フレンチのディナーのフルコースなんて、久しぶりでした!
ジョエル・ロブション
http://www.robuchon.jp/
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お久しぶりですがブログお引越し
6 年前
4 comments:
ここ、一人の時はカウンターでいいですよね。私も、土曜日にナリサワでフォアグラを頂きました。こちらは、イチゴとのコンビネーションで美味しかったですよ。
それにしても、ここのデザート凝っていますね♪ただ、私個人的にはライチが苦手なので。。。隣のブーランジェリーお気に入りでフォカッチャなどがお薦めですよ。
メリークリスマス♪
luneさん、
メリークリスマス!
そう、ここは一人でもOKですよね!
隣のブーランジェリーでパンを買ってきましたよ。
うわ~、美しいスイーツですね。
これは運ばれてきたら、うれしいだろうな。
liebejudithさんは
ヒルズのクリスマスだったんですね。
私はミッドタウンで、
植竹シェフのイタリアンディナーと
イルミネーションを楽しんできましたよ。
ゆうさん、
このデザートはビックリしました。
見た目も美しいし、仕掛けも楽しいです。
ミッドタウンのクリスマスも良さそうですね!
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